愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2018年3月18日(日)
「年度末になると道路の工事が増えるね。予算を使い切るために(無駄に)やっているんじゃあないの?」といった声を、毎年よく聞きます。これは大きな誤解ですから、その理由を少しお話しておきたいと思います。私は理由は2つあると思っています。

理由1.通常の道路工事の予算は単年度会計であることから「適切な工期を確保する」ために「工事規模が大きく長期の工事期間が必要な工事から順次発注をしていき、第2・第3四半期にかけて比較的工事期間の短い工事を発注することで工事の平準化を図っているのです。

従って、年度末になると当初発注した工期の長い工事のほか、第2・第3四半期にかけて発注した比較的工事期間の短い工事が重なってしまうのです。(表のようなイメージになります)

理由2.年度の途中において、道路の小さな改修について、市民の皆様より要望を頂くことがあります。当局からは「来年度予算で実施します」となる場合が多いのですが、年度内に残予算がある場合は、それを活用して年度内に実施して下さる場合もあります。つまり「市民要望に迅速に対応した結果、年度末に工事となった」と言えるのです。

道路工事は時に交通渋滞等を招いて皆様方にご迷惑をお掛けすることもありますが、このような理由からどうしても3月のこの時期は増えてしまいますので、ご理解のほど宜しくお願い致します。

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