愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年3月13日(金)
重度重複の身体障害者の方が作業や療育的活動を行う施設[ひかりワークス鈴の音]の開所式・内覧会に出席しました。木造2階建て延べ床面積約530㎡の温かみのある作りです。

国や刈谷市、地元企業、市民の皆様の善意が集まって開所した施設ですが、特に障害児の親の会である[アシストりん]さんの活動が大きかったと思います。

はげみ会の中のお母さんたちが9年前に、子供たちが通える新しい施設を作ろうと会を作りました。小さな集まりで、名前を[りん]とつけました。それは、小さな小さな鈴で、最初は音色も周りに聞こえないほどでした。

その小さな鈴が、困難や苦しみの中で、講演会やバザーなど、積極的に参加して協力支援者を集いました。また、その一方で、コサージュつくりを軌道に乗せ、一歩ずつ、りんさんは成長されていきました。

やがて小さな鈴は、大きな鈴に成長して、こんな立派な鈴になりました。私たちはこの鈴を[鈴の音]のシンボルとして大事にしていきたいと思います。

鈴の音よ、刈谷市、愛知県、いや、日本の隅々まで響き渡り、障害者の方たちの生活向上運動の励ましと祝福となれ・・・

今日、私たち来賓の胸にそのコサージュを飾って頂きました。そして今後、主な日中活動としてコサージュの製造・販売を行い、刈谷市内の幼稚園から高校まで卒業式などで受注を頂いているとのことです。

とても感動的な式典でした。多くの人々の善意と無償の愛に包まれた本物の障害者福祉施策だと感じました。

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