愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2025年3月21日(金)

ミササガパークでのラジオ体操の後は、刈谷東高校前で街頭活動。

議会開催中は朝一番で名古屋に向かわなければいけないため、街頭活動が出来ずにいましたが、今日は議会がないための久しぶりの活動です。今日も元気に1日のスタートです!

午後から、(一社)内外情勢調査会名古屋支部(支部長:大村秀章)の3月度懇談会に出席しました。講師はロールシャッハ・アドバイザリー代表取締役、東京国際大学副学長のジョセフ・クラフト氏、演題は「日本を取り巻く世界経済・安全保障情勢~今後の動向を読み解く~」です。

「日米首脳会談」「米ウクライナ首脳会談」「トランプ関税」「インフレ対策」「中国イデオロギー」「台湾有事」「動作学⇒握手から判る日米関係検証」といった分野で話をして頂きました。

特に「台湾有事」については、中国におけるチャイナセブン・ミリタリーセブンともに習近平派で固めて、習近平の独裁となった中国は、習近平の一言でいつでも台湾進攻が出来る体制である。政府は台湾有事を現実的な脅威として2025年を【台湾有事元年】とみている。自衛隊司令部の地下化が1000億円の予算で全国14か所で進められている。小牧基地は24年度までに着手・・・など、非常に気になる話もありました。
2025年3月20日(木・祝)
ラジオ体操で訪れるミササガパークで「はじめよう 新しい自分。」のポスターが目に入りました。

少しでも体を動かしたいけど、始める勇気が出ない・・・そんなあなたへ。ヨガ・ウォーキング・ランニングで無理なく心と体を整えながら新しい一歩を踏み出しませんか? 初心者でも安心、自然の中でリフレッシュできるチャンスです! 春季クラス 参加者募集中とのこと。指定管理者制度によって公園に魅力が増しました。

刈谷市美術館で開催されている刈谷水彩画協会展に伺いました。メインの展示室を一通り見終わった後、出口付近にある張り紙が目に入りました。「40年間開催されてきた刈谷水彩画協会展が今回を最後に幕を閉じる」とのことです。受付の方に理由を聞くと、高齢化により会員数が減少したからとのことです。そして、以前はこの刈谷市美術館を全館貸切って行うほど盛況であったことをお話し頂きました。

「高齢化による会員減少・・・」様々な団体で起きている現象で、本当に寂しい限りです。「はじめよう」のポスターと「幕を閉じる」との張り紙。対極にある2種類のお知らせに時代の流れを感じました。
2025年3月19日(水)

母校、小高原小学校の第117回卒業証書授与式に来賓として出席しました。創立100周年の記念に植えた河津桜が満開で、卒業生の門出を祝ってくれているようです。卒業生83名、誰一人の欠席もありません。

校長先生から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡された後、それを手に保護者の元に。「皆さんは私たちの自慢の卒業生です」「どちらの道を選ぶか迷ったらワクワクする方を選んでください」「今日はさようならの日ではなく、行ってきますの日です」・・・校長先生の挨拶の一言一言に思わず目頭が熱くなります。

そして、卒業生が場所を移動して、在校生・保護者と対面する形での[門出のことば]、83名全ての卒業生にセリフがあり、6年間の思い出や、先生・両親・在校生に対する感謝の言葉を力強く述べている姿に感動しました。

本気に元気、正直と、きまりをまもる子どもらは、明日の日本をきづくのだ、ああ小高原小学校~🎵」校歌にある通り、明日の日本をきづく高い志しを持って輝いて欲しいと願っています。
2025年3月18日(火)

小高原幼児園の修了証書授与式に来賓として出席しました。

修了児一人ひとりが壇上で園長先生から修了証書を受け取り、保護者のところに手渡しに行く、それを笑顔で迎え「おめでとう」と声を掛ける保護者の姿、いつ見ても微笑ましい光景です。園長先生『小学校に行って友達が沢山できる魔法の言葉・・・「ありがとう」「ごめんなさい」』

修了児の未来が輝かしいものであることを確信しています。おめでとうございます。

刈谷商工会議所の通常議員総会に来賓として出席しました。

来年度の事業計画や予算案が承認された後、永年勤続者の表彰、そして来賓挨拶と続きました。

私は折角の挨拶の機会でありましたので、愛知県の事業の中から「中小企業人材確保奨学金返済支援事業」「2026年アジア・アジアパラ大会のボランティア募集」の2つをPRさせて頂きました。

各事業所様におかれましては、商工会議所と連携してそれぞれの企業で有効に活用頂ければと思います。皆様の企業のご発展をお祈り申し上げます。
2025年3月17日(月)

長崎スタジアムシティを視察しました。

長崎スタジアムシティは最新のスポーツ・エンターテインメント複合施設であり、多目的アリーナとスタジアムを備えています。アリーナは最大1万人収容可能で、スポーツイベントやコンサートに対応。スタジアムはサッカーを中心に利用され、約2万人収容可能な全天候型の施設です。観客席とフィールドとの距離が近く、臨場感ある体験が提供されているのが特徴です。

担当者の説明を受けながら、競技場、観客席やVIPエリア、選手ロッカールーム、プレスルームなどを視察。最新の音響・映像設備やバリアフリー設計に加え、飲食エリアも充実していました。

この長崎スタジアムシティ全体では、このスタジアムとアリーナの他に、商業施設やホテル、オフィス棟もあり施設全体の先進性と機能性は高く評価できるのですが、あれだけ大規模な開発に見合うだけの需要があるのか、少し疑問のあるところです。

また、これだけの施設を今後如何に地域活性化や観光振興に繋げてゆくことが出来るか、更に運営面では、イベント時の交通アクセスや混雑対策が今後の課題となる可能性があり、この点はIGアリーナにおいても同様であると感じました。
2025年3月16日(日)
生憎の雨模様。私の事務所では、刈谷地域ねこの会の皆様によって「ねこの譲渡会」が開催されています。

こうした譲渡会は、公共施設の使用が出来なくて会場を見つけるのに苦労する場合が多いようですが、この度愛知県では譲渡推進施設の整備に向けて動き出すことになり、2月定例会の代表質問でもそのことが取り上げられましたので、大村知事の答弁要旨をご紹介します。

■愛知県では、動物愛護管理行政の拠点として、1987年に動物保護管理センター本所を豊田市に設置したのをはじめとし、その後1993年までに一宮市に尾張支所、半田市に知多支所、豊橋市に東三河支所を順次設置してきた
■設置当初は、多くの犬や猫を一時的に収容する施設として整備していたが、現在では一時的な収容に留まらず、犬や猫が一頭でも多く新たな飼い主のもとで幸せに暮らせるよう、譲渡に努めており、2023年度には犬を276頭、猫を211頭譲渡した
■本年度、犬や猫の譲渡施策をさらに推進するため、先進自治体の調査を行ったところ、訪れやすい場所にあり、犬や猫が空調の整った個室において1頭ずつ健康管理され、また、いつでも譲渡を待つ犬や猫を身近に見て、気軽に触れ合うことができるなど、譲渡の機会を増やすような工夫がなされており、本県の動物愛護センターの施設構造には、譲渡推進に向けて改善の必要があることがわかった
■本県でも、動物愛護センター本所及び支所において、十分な動物愛護管理業務を行うことができるよう、機能強化を図っていきたいと考えている
■そこで来年度から、新たな譲渡推進施設に必要な機能や、移転も視野に入れた整備手法の検討等を行うとともに、さらなる動物愛護の推進に努め、人と動物が共生できる社会の実現を目指してしっかりと取り組んで行く
2025年3月15日(土)

アジア競技大会・アジアパラ競技大会のボランティアを募集しています!

アジア競技大会はアジア最大のスポーツの祭典で、45か国と地域が参加するオリンピックのアジア版といったイメージの一大イベントです。

大会期間はアジア競技大会が2026年9月19日(土)~10月4日(日)までの16日間。アジアパラ競技大会は2026年10月18日(日)~10月24日(土)までの7日間で、刈谷市では総合運動公園内施設が競技会場となり、サッカー(競技)・バスケット(練習)・車いすラクビー(パラ・競技+練習)が開催されます。

現在その大会において活躍頂くボランティアを募集しています。一日からの活動もOKです。関心のある方は「神谷まさひろ事務所0566-23-0344」までお問合せ下さい。

刈谷市高須町のベトナム料理店『Sen』で行われた「街角コンサートとランチ会」に伺いました。

ピアニストのアレックスによる素晴らしい演奏と、そのお父様であり数学博士としてアメリカのカリフォルニア州立工科大学で教えておられる加藤五郎氏のミニ講演会。とてもユニークな組合せの楽しいひと時でした。

「数学は数字ではない。論文には数字は出てこない」「受験数学と私たちのやっている数学とでは全く別の学問」「数学は美しい学問」「数学に恋をした」「一生を費やすほど数学にのめり込んだ」・・・私たちが学んだ数学とは違う世界の「数学」があるのでしょうね。どのような世界なのか、とても興味があります。

設営して下さった自称「高須の渡辺プロダクション」の渡辺一二三さん、本当にありがとうございました。
2025年3月14日(金)

私の所属する建設委員会が開催され、1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて4つの角度から質問をしました。

【質問1】
本県はものづくり産業を支える日本一の県であり、道路交通の安全確保が不可欠です。道路陥没は県民の生命・財産を脅かすだけでなく、社会経済活動にも大きな影響を及ぼします。本県が管理する流域下水道において、今回の事故を受けてどのような対応を行ったのか、また、県内市町の対応状況についてお聞かせください。

【答弁1】
国は大規模下水道管の緊急点検を7都府県に要請しました。本県は対象外でしたが、矢作川流域下水道が基準に達したため自主点検を実施。管径2,000mm以上の約39kmについて、路面やマンホール内から点検を行い、異常は確認されませんでした。県内自治体では名古屋市を含む30市町が点検を実施し、異常箇所の有無を確認しました。

【質問2】
大きな事故を防ぐためには、毎年、計画的に点検調査を行うことが重要だと思います。そこで、本県が管理する流域下水道管の通常の点検調査はどのように行われているかをお尋ねします。

【答弁2】
県が管理する流域下水道管きょは、国のガイドライン等に基づいて、10年に1回以上の頻度で人やカメラを使い、下水道管路内の劣化状況を把握する調査を行っています。また、腐食の恐れが大きい箇所は、5年に1回以上の頻度でマンホールの中から異常の有無を確認する点検を実施しています。

【質問3】
下水道管の破損以外にも、地盤の緩みなどによる道路陥没の危険があります。安全な道路環境を維持するには、異常兆候の早期発見が不可欠です。道路管理者による日常点検を確実に実施するとともに、道路利用者からの情報を幅広く収集し、迅速に対応することが求められます。本県における常日頃の道路管理者の取組や、道路利用者からの情報収集の仕組みについてお聞かせください。
【答弁3】
本県では、全路線で週1回以上のパトロールを実施し、異常箇所の応急措置を行っています。また、2017年度から緊急輸送道路などで地中レーダー探査を行い、空洞を発見した場合は埋め戻しなどの対応を実施。さらに、道路緊急ダイヤルやLINEアプリを活用し、24時間体制で道路利用者からの情報を受け付け、迅速な対応に努めています。

【質問4】
八潮市の事故を受け、老朽化した上下水道施設の更新に対応するため、上下水道の一本化を早急に進めるべきとの意見が出ています。西三河地域で進められている上下水道一本化は、県と市町が事業を統合することで経営基盤を強化し、施設の老朽化対策を推進する有効な手段です。そこで、西三河地域における上下水道一本化の取り組み状況と、今後の予定についてお聞かせください。

【答弁4】
西三河地域の上下水道一本化については、準備会で施設の共同化や管理の一体化、一本化の組織形態を検討しています。現在、行政界を越えた施設の統廃合について協議を進めています。今後は、来年度中の協議会設立を目指し、基本方針案を策定しながら、具体的な統合に向けた準備を進めてまいります。
2025年3月13日(木)

昨日と今日の2日間、東京ビックサイトで開催されている『第29回 アグロ・イノベーションみどりの食料システム2025』に行ってきました。

農林水産省大臣官房による「みどりの食料システム戦略の実現に向けた施策」の出展ブースほか、畑作でのレザーを使った除草ロボットを開発した企業のブース、愛知県の水産試験場で開発した、イソフラボンを餌に与えて雌化し、とても柔らかく脂があり、大きく育つ鰻を「艶鰻」としてブランド化した企業のブースなど、とにかく数え切れないほど多くの企業が出展していますし、来場者の数の多さにも驚きました。

2日目の今日は3つのセミナーを受講しました。

東京大学の深尾隆則教授による「農作業の自動化・ロボット化により何を目指すのか」 教授と一緒に取り組んでいる企業として、(株)豊田自動織機、(株)デンソーさんの名前が何度も出て来ました。

2講座目は(株)TOWING代表取締役の西田宏平氏による「脱炭素・減化学肥料を両立し農業生産性を向上する高機能バイオ炭の普及」そして出展者による合同セミナー「みどりの食料システム法の良いとこ教えて」の3つです。

特に(株)TOWINGさんは良質な土壌を創る世界初のバイオ技術を応用して持続可能な農業の実現を目指して2020年2月に設立された名古屋大学発学生ベンチャー企業で、2022年には農水省の「みどりの食料システム法基盤確立事業」にも認定されており、チャレンジスピリット豊富な今後が楽しみな企業なのです。

刈谷市の東境町に実験・研究用のビニールハウスがあり、身近に感じているため特に関心があります。

この2日間で学んだことを、しっかり議会活動に生かして参ります。
2025年3月12日(水)

      【愛知県からのお知らせです】 

2023年8月、愛・地球博記念公園にジブリ映画『猫の恩返し』の猫王の城をモチーフにした「猫の城遊具」をオープンして以来、連日多くの子どもたちに楽しんで頂いています。

これまで混雑対策のため、土日休日等の利用を有料としていましたが、愛・地球博20祭会期中の3月25日(火)から9月25日(木)まで「猫の城遊具」を無料開放します。

小学校の春休みも始まりますので、ぜひ多くの子どもたちに「猫の城遊具」と「愛・地球博20祭」を楽しんで頂きたいと思います!

2025年3月11日(火)

刈谷市役所で行われた自衛隊入隊・入校予定者激励会に出席しました。今年は既に入隊している方を含めて全部で6名、その内本日は2名の方が出席されました。

自衛隊の募集相談員を務めている私は、市議会議員の時代には必ずこの激励会に出席していました。いつも3月定例議会の会期中なのですが、市長さんが主催しての会であるため、議会の日程と被ることがなく必ず出席することが出来ていたのです。ところが、県議会議員になってからは2月定例愛知県議会の日程と重なってしまい、今回実に7年ぶりの出席です。

奇しくも今日は東日本大震災の起きた日です。テレビに映し出される自衛隊の皆さんによる人命救助・復旧復興作業の姿はいまでも目に焼き付いています。災害出動は自衛隊の大きな任務の一つであり、人のために汗を流し、人命や財産を守るという崇高な仕事です。

また、新年度から新しい世界に飛び込む若者は、刈谷市内には沢山います。そうした中、こうして市長さんから直接、激励をしてもらえるということは凄いことだと思います。辛いこともあるかとは思いますが、多くの刈谷市民が皆さんの活躍に期待していることを胸に頑張って欲しいと願っています。
2025年3月10日(月)
2月定例愛知県議会。先の臨時国会で成立した総合経済対策に関連する補正予算など、早期の議決を要する議案について午前10時より全ての常任委員会が開催された後、午後から本会議が開催され、一部の議案で反対意見もありましたが、採決の結果上程された補正予算等全てが可決となりました。

明後日からは常任委員会が開催され、私の所属する建設委員会は3月14日(金)と17日(月)に開催が予定されています。1月に埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没事故が発生しましたが、それに絡んで愛知県における「流域下水道の点検調査」「道路陥没に対する取組や道路利用者から情報を受け取る仕組み」「西三河地域の上下水道一本化」について一般質問を予定しています。
2025年3月9日(日)

ミササガパークでのラジオ体操の後は、堀眼科前で毎月第2日曜日8時から行われているカリアンアサイチに出かけました。今回が237回目と言うことですから20年近く続いてきたこの朝市も実は今日が最後です。

ミニコンサートや新鮮野菜の直売、商店街によるコーヒーの振る舞いなどもあり、地域の皆さんが仲良く交流する良い機会だっただけに、終わってしまうことはとても残念です。

私もミニコンサートに3回ほど出演させて頂きました。この朝市に出演することを目標にギターを習い始めただけに本当にこの点も残念です。

これまで、心温まるひと時を設営して下さった関係者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

その後、刈谷市総合運動公園において行われた刈谷市消防団観閲式に出席しました。

雲一つない青空なのですが、風が強く体感温度はかなり低く感じます。そういえば、東日本大震災も昨年の能登半島地震も凍えるような寒さの中でした。被災された方の捜索、復旧活動、そして避難されている方々がどれほどの寒さの中で堪えていたか・・・

今日の観閲式は単に、服装の点検・行進の観閲・優秀者への表彰という目的だけでなく、寒さの中で頑張っていた人々に改めて「想いを馳せる」といった目的も、大自然が用意してくれたのではないかと思いました。

同じように、暑い中、寒い中、風の日も、雨の日も、雪の日も、訓練や実際の防災活動に励む可能性のある消防団員の皆様に敬意を表すると共に、皆様のご尽力で刈谷市が災害に強い安全安心なまちになることを祈っています。
2025年3月8日(土)


【半世紀の夢、つながる!】

本日午後3時、「国道23号名豊道路」の唯一の未開通区間だった豊川為当IC~蒲郡IC間(延長9.1Km)が開通し、これで名古屋と豊橋を結ぶ8市1町を通過する延長約72.7Kmが全線開通しました。

開通に先立ち行われた『名豊道路全線開通記念開通式』と、現地で行われたセレモニー・パレードに沿線自治体の県議会議員として出席しました。

1972年の着工から半世紀のときを経て全線開通したこの道路は、東名・新東名高速道路、国道1号と並ぶ東西軸として、名古屋市から豊橋市までをつなぐとともに、名古屋港や三河港へのアクセス性を飛躍的に高めるなど、人の流れの活性化させ、物流の効率化が図れるなど暮らしや産業の活性化に大きな役割を発揮する道路です。

本日の未開通区間の開通により、約20分の時間短縮が図られます。そして名古屋から豊橋までの全線開通により、国道1号を利用すると約1時間50分かかるところ、名豊道路を利用すると約1時間で到着、約50分短縮出来るとされています。

また、民間シンクタンクの試算によると、 名豊道路の整備により、沿線地域の平均地価向上・製造業の発展・雇用の創出など、約50年間で8兆円以上の経済効果があると言われています。

一方、まだ暫定2車線の区間もあり、「今回の全線開通により益々通行量が増え、渋滞がこれまで以上に激しくなるのではないか」といった心配の声もあります。今後は早期に4車線化を進めていく必要があるのではないかと思います。

いずれにしても、市民の皆さまの生活や暮らしの向上と地域や産業の発展に大きく寄与する道路です。これまでに関わってきた全ての人に感謝を申し上げ、この歴史的な開通を祝いたいと思います。

その23号線を使って帰り、そのまま知立市のパティオ池鯉鮒で開催されている3つの展示会に伺いました。

水彩画・油彩画・色鉛筆画・デジタルイラストレーションが展示されている『四人会展』、『加藤孝水彩画教室作品展』『第6回寺子屋知立教室 写真展』です。

いずれの作品も力作揃いで、とてもアマチュアとは思えない素晴らしい作品ばかりです。

2025年3月7日(金)


議案質疑の3日目。私は午前中に「奨学金返還支援事業費について」、そして午後からは「副次的な籍研究モデル事業について」質問をしました。そのうちの「奨学金返還支援事業費について」質問要旨を紹介します・・・

愛知県では今年度、中小企業人材確保奨学金返還支援事業補助金が創設されました。

この制度は中小企業の人材確保が喫緊の課題であることから、奨学金返還支援により、採用活動に積極的に取り組む中小企業等を支援する制度であり、中小企業等が従業員に支給した奨学金返還のための手当又は代理返還した額の2分の1、一人につき年間最大20万円を補助金として交付するもので、採用年度から最大3会計年度、つまり3年間で最大60万円を補助するものです。(就業者本人には年間最大40万円×3年間=120万円)

私は常々「何か政策(事業)を打つ場合、出来る限りシナジーの高いものが望ましい」と思っています。あるいは「かつてグリコのCMで1粒で2度美味しいという表現がありましたが、事業も1つの事業で1つの目的や成果だけではなく、1つの事業を行った場合、そのための成果がいくつも期待できる事業ほど素晴らしいものである」とも思っています。

そういった視点でこの事業を見ると単に「学生や新入社員といった若者への経済的支援」だけではなく、「中小企業の人材確保支援」という目的があり、正に1粒で2度美味しい素晴らしい事業であると思っています。

ところが今年度、この制度を利用する中小企業が少なかったのです。その理由を県当局は「PRが少なかった」としています。

労働者福祉中央協議会のデータでは、奨学金を借りた学生が社会人になる時に背負っている奨学金残高は平均324万円、返済期間の平均は14.7年とされています。そうした状況の中で、本人に対して年間40万円、それを3年間、合計120万円を補助というのは余りにもインパクトが少ないのではないか、つまり、PR不足で利用が少ないのではなくて、制度に魅力がなくて利用が少ないのではないかと指摘をしました。

そして、この制度を利用した企業だけからアンケートを取るのではなくて、この制度を利用しなかった企業に対して「なぜ利用しなかったのか?」のアンケートを取って、少しでも多くの利用がされる制度となるように改善して欲しいと要望しました。


刈谷に帰ってからは、(一社)内外情勢調査会刈谷支部(支部長:稲垣武)懇談会に出席しました。講師はDXアドバイザーの村上文洋氏。演題は「DXの進め方~脱皮できない蛇は死ぬ~」です。
2025年3月6日(木)
議案質疑2日目。今日は28名の議員が質問に立ちました。私の順番の1人前で終了。従って私は明日、午前と午後の2回質問に立つことになりました。

議事堂1階において「愛知県議会議員写真クラブ写真展 」が明日まで開催されています。24名の議員・元議員の皆様による力作・計83点が展示されています。刈谷市のハイウェイオアシスやウェーブスタジアムを写した写真もありました。

こうした写真展は写真そのものだけではなく、どのようなタイトルにするかも大事ですね。「声を上げる者と静かに去る者」・・・上手い
2025年3月5日(水)
2月定例愛知県議会は議案質疑が行われました。これは条例議案や予算案など全ての議案に対する質疑で、1回30分(質問20分・答弁10分)以内で行われます。
 
県議会における議案質疑は活発で、今回も延べ74名が質問の通告をしています。3日間に渡り行われ、今日は25名の議員が質疑を行いました。私は今回2件の質疑を予定しており、明後日に2件とも行うか、明日1件、明後日1件となるのか微妙なところです。
2025年3月4日(火)

井ヶ谷地区における『たん水防除事業』の説明を聞きに、岡崎市明大寺本町にある西三河農林水産事務所を訪問しました。

この井ヶ谷地区における『たん水防除事業』と言うのは、現在の井ヶ谷排水機場は竣工から約40年が経過して、地区内の開発やポンプの排水能力の低下などが見られるために、排水機場を新たに作り直す事業です。

総事業費は21億1300万円で、令和7年度が用地買収と設計業務、令和8年度から令和11年度に工事を行い、現在の排水機場の倍以上の排水能力を確保するものです。

その後は、3月27日に刈谷市元町の農園で行う『菌ちゃん先生 野菜づくり実習会』の関係で、ご協力頂く民間企業や福祉施設に挨拶に訪問しました。

この事業の主催者に伺うと「チラシを1枚配っただけで、告知して1週間で定員が埋まってしまった」とのこと。SNSと口コミの情報発信力に改めて驚かされました。

そして夜は、刈谷まちづくり市民会議の3月度定例会に参加しました。講師は、安城学園高校の地頭雅春さん。講演タイトルは「主権者教育が運んできた幸せの種~より良い明日、未来を生きるためのヒント」です。
 
文科省は主権者教育を「単に政治の仕組みについて必要な知識を習得させるにとどまらず、社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会を構成員の一人として主体的に担うことができる力を身に付けさせること」としています。
 
安城学園高校での主権者教育はその定義通りの実践で、机上の座学ではなく、具体的な行動を通しての学びでした。しかも決して硬くなく、楽しみながら学べる取り組み方法でした。
 
講演内容はもちろんですが、地頭先生のユーモア、遊び心に溢れる語り口も含めてとても楽しく有意義な時間でした。
2025年3月3日(月)
2月定例愛知県議会一般質問。今日は自民党2名、あいち民主2名、減税1名、公明党1名、無所属1名の合計7名が質問に登壇しました。これで代表質問・一般質問は全て終了し明後日からは議案に対する質疑が行われます。

私は一昨年の県議会議員選挙において「有機農業の推進」を公約に掲げていました。今回の代表質問の中で「有機農業の推進について」の議論がありましたので、大村知事の答弁の中から要旨を紹介します・・・

■愛知県では有機農業を「環境と安全に配慮した農業」の特徴的な取組と位置づけて推進しており、栽培技術の向上や消費者等の理解促進に取り組んでいる
■具体的には、農業総合試験場が今年度から水稲の除草の省力化技術の開発に民間企業と取り組むとともに、地域の農業改良普及課に配置した有機農業指導員が農業者への栽培指導や除草ロボット等の実証など、栽培技術の向上に取り組んでいる
■消費者等の理解促進に向けては、昨年11月に名古屋市内で、生産者・消費者・流通関係者・行政等が一堂に会する「有機農業のつどい」を県が主催したほか、12月には地域で活動している消費者団体の皆様と意見交換を行った
■昨年度は県内の20市町が、学校給食への有機農業で生産された農産物の導入に取り組んだ
■来年度は新たに、堆肥利用の標準化マニュアルなど分野ごとの技術資料の作成や、有機農産物のマーケット調査の実施、農業大学校での有機農業者向け公開講座の開設のほか、県内外の先進事例の横展開を図っていく
■消費者等への理解促進に向けては、「有機農業のつどい」の内容を充実させていく
■こうした取組を進めることにより、本県の有機農業を拡大し、持続可能な食料システムの構築に向けて取り組んでいく
2025年3月2日(日)
刈谷市総合文化センター大ホールで開催された『第43回耳の日記念聴覚障害者と県民のつどい』に出席しました。会場はほぼ満席の盛況ぶりです。

愛知県では平成28年10月に「手話言語・障害者コミュニケーション条例」を制定、また刈谷市では令和5年6月に「刈谷市手話言語条例」制定、そして本年11月には、きこえない・きこえにくい人々の国際スポーツ大会である「デフリンピック」が東京で開催されます。世界中から約10000人のデフアスリートや関係者が集まる大きな大会です。

こうした流れの中できこえない・きこえにくい方々に対する理解は確実に高まっているのではないかと思います。今後は国において、手話言語法の早期の成立と手話言語の更なる普及により、きこえない・きこえにくい方々が安心して暮らせる社会となるよう願っています。そのためにも、県議会議員として尽力して参ります。


その後、北部生涯学習センターで行われた『第43回 井ヶ谷町 芸能発表会』に伺い開会式において挨拶の機会を頂きました。 

子ども会太鼓衆・舞踊・NOSS・伊予漫才・櫻館バンド・カラオケ・武術・3B体操そして特別出演として、2本縄跳びの世界大会で優勝したHOT.D.D.Cなど、井ヶ谷の方々は芸達者の方が多くて感心します。加えて、井ヶ谷の方々の結束は本当に強いことを感じます。 

今年は、私も細井県議も飛び入りで踊りと体操を一つにした「NOSS」に参加した後、カラオケも歌わせて頂きました。

こうした行事を通して井ヶ谷地区の絆が益々深まることをお祈りしています。
2025年3月1日(土)

一ツ木地区の『地域を考える会』に出席し県政報告をさせて頂きました。 

一ツ木地区では毎年この時期に地区委員さんなどの皆さんが集まって、国政・県政・市政の情報を聞くこうした行事を開催されています。今回は酒井参議院議員の秘書さん・蜂須賀市議会議員、そして県の報告は私と細井県議とで行いました。 

私は令和7年度当初予算、そしてそれに関わる基金の取り崩しについて説明をした後、愛知が本年度予定しているイベントの中から「愛・地球博20祭」「技能五輪全国大会・全国アビリンピック」「IGアリーナ(愛知県新体育館)のオープン」「国際芸術祭」「アジア競技大会・アジアパラ競技大会」について説明をし、最後に本会議場での質疑応答で私が予定している「奨学金支援制度」「教育委員会における副次的な籍」について説明をしました。 

こうした機会は、皆様に情報提供することで自分自身が勉強になると共に、国政や市政のことを知るチャンスであり、皆様からの声を聞く貴重な場です。一ツ木地区の皆様、ありがとうございます。

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