刈谷まちづくり市民会議主催のリモート講演会に参加させていただきました。テーマは「新城市の女性議会、若者議会の取り組み」です。
新城市まちづくり推進課の二人の職員さんから女性と若者を市政参加へ導くその取り組みを聞かせて頂いた後、参加者による意見交換・質疑応答です。
若者議会で驚いた点が2つ。「全体会議が15回、委員会が30回ほどと年間の会議数がとても多いこと」「市長の諮問機関としての位置づけで、年度の終わりには議論して得た結論を市長に答申して、その答申内容が1000万円の枠内で事業として翌年度に実施される」とのことです。
「まちづくりに対する若者や女性の声を聞く」→「出された声を事業として実現する」このしくみが出来ていれば、参加者も遣り甲斐があると思います。
この2つの議会の効果は「若者や女性の声をまちづくりに反映させることが出来る」といったことだけではありません。こうした機会への参加を通じて、政治やまちづくりに興味を持ち、そういったことに積極的に関わって行こうとする[人財]を生み出すこと、もしかしたらこのことが最も大きな効果かもしれないと思いました。