愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2024年6月26日(水)

私が所属する建設委員会が開かれ、一般質問において「水道水におけるPFAS(有機フッソ化合物)について」取り上げました。

PFASに対するこれまでの愛知県の対応は答弁によると・・・

■PFOS及びPFOAは水質管理目標設定項目であり、測定する義務はないが、自己水源を保有する水道事業者28と用水供給事業者1の合計29事業のうち、26事業が2023年度までに測定を実施。
■その中で、北名古屋水道企業団が原水及び浄水、春日井市が原水で暫定目標値50ng/Lを超過していた。
■北名古屋水道企業団は、浄水で暫定目標値を超過した配水場の配水を停止し対応した。
■北名古屋水道企業団の一部と春日井市では、浄水で暫定目標値を超えておらず給水を継続している。
■これまでPFOS及びPFOAの測定を行ったことがない水道事業者に濃度の把握に努めるよう働きかける文書が国から発出されている。
■愛知県においても、濃度の把握に努めるよう水道事業者に働き掛けを行っている。未測定の3事業者も2024年度に測定を予定している。


これまで厚生労働省が所管していた水道整備・管理行政の事務のうち水道事業の認可等の事務が令和6年4月1日から国土交通省に移管したことに伴い、愛知県においても保健医療局から建設局に移管され、従来の「下水道課」を「上下水道課」に名称変更され、課内室として「指導管理室」が設置されました。

保健医療局から建設局に移管されたことにより、老朽化対策・社会資本の整備は勿論のこと、県民が常に安心して水道水を利用できるよう、適切な水質管理にも取り組んでいただくことを最後に要望致しました。


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