建設委員会県外調査の2日目、午前中は石川県金沢市にある石川県立図書館に伺いました。
以前、NHKの私の好きな番組「ドキュメント72時間」で取り上げられており、一度訪問したいと思っていた施設です。
その時に「大きな図書館」として取り上げられていただけあって、県産材がふんだんに使われた温もりのある落ち着いた空間を創出した、延床面積約22,000㎡、書庫収蔵能力約200万冊、閲覧席約500席、昨年度は来場者数100万人を超えた巨大な図書館です。建設費は建物と外溝合わせて約150億円、年間の維持費は約10億円とのことです。
図書館の運用方針の大きな変更点として従来の「禁止」から「許容」となったことがらとして、「おしゃべりOK」「場所によっては食事OK」とのことでした。平日にも拘らず、大勢の若者や高齢者、子供を連れたママさんが様々な場所で読書や勉強をしておられました。
こうした空間に身を置くだけで、知的好奇心が刺激されますね。
午後からは、富山県南砺市にある利賀ダムを訪問しました。
平成元年に実施計画調査が開始され、平成5年の建設移行を経て、令和6年に本体工事に着手(完成予定は令和13年度)された利賀ダムについて、建設経緯、DX技術の活用やコスト縮減の取組など、ダム建設事業の概要の説明を受けた後、現地調査を行いました。