あおば保育園の生活発表会に出席しました。毎年思うのですが、子どもの可能性と能力の高さには驚かされます。
「今日は家に帰ったら子どもをいっぱい誉めて、いっぱい抱きしめてあげてください。それが子どもの生きる力になります」「お父さんやお母さんに見てもらうと、子どもはいつも以上の力が出るのです」・・・園長先生の言葉です。
その園長先生が、ずっとピアノの後ろで、台詞を忘れそうになった園児にそっと台詞を囁いたり、一緒になって歌を口ずさんで、一つ劇や歌をやり終える毎に目を潤ませているその姿に感動しました。この日を迎えるまでの苦労を思い出しながら、子どもの成長を喜んでいる愛情溢れる涙だと思います。
脚本・台本作りから始まり、園児にそれぞれの役割を教え指導して、小道具や大道具作り、そして本番当日には、ピアノを弾いてナレーション、裏方として舞台セットの入れ替えをしたかと思ったら、園児と一緒に出し物に加わっている・・・こうした保育士の努力にも心から敬意を表したいと思います。
全国的な統計では、5年前に2歳児全人口の約20%が保育園に通っていたものが、今では35%に増え、今後50%まで拡大するのではないかと言われています。益々、保育園のニーズが拡大する中、刈谷市ではしっかりと充実させて行きたいと思います。