いつも同じ表現になってしまうのですが、「大村知事は本当に凄い! 元気でバイタリティーがある」高校時代からよく存じ上げているのですが、兎に角「有限実行」で、そのための努力を惜しまない方です。「日本一元気な愛知」のお手本です。
夕方、刈谷まちづくり市民会議[第2回刈谷大人の学校]に出席しました。今回のテーマは「地域福祉を考える」と言うことで、講師は安城市社会協議会の吉村了子さんと、日本で一番有名な町内会長の安城市城南町前町内会長の藤野千秋さんのお二人です。
藤野さんは自ら住む町内の住民の生活環境を全て把握するための「支え合いマップ」を作成して、認知症高齢者がいる家庭、ひとり暮らしの高齢者、発達障がい児とその家族、視覚障害世帯などの福祉課題解決に向けて、町内の世話焼きさん達と共に住民感覚での地域づくりを目指し、これが「住民の困りごとに対応できるまちづくり」として、全国に脚光を浴びました。
安城市では町内会が79あります。一方刈谷市では自治会は23、人口は安城市が2割ほど多いのですが、この人口と自治会(町内会)の割合を考えれば、安城市はいかにキメ細かい自治運営がされており、その点が今後の地域福祉や地域防災を考える際のポイントになるのではないかと思いました。
質疑応答でも非常に良いやり取りがあり、とても勉強になった研修会でした。