ミササガパークでのラジオ体操の後は、泉田の八王子神社の『ふれあい朝市』に出かけました。
夏場で野菜の入荷が少なめ、購入した物も少なめでした。コーヒーを飲みながらの話題は「昨日の雷、凄かったねぇ~」皆さんとの会話が弾み、お袋は童心に還って楽しんでいました(笑) 正に『ふれあい』朝市です。
午後からは、『第9回 刈谷国際音楽コンクール』の授賞式・受賞者記念コンサートに伺いました。このコンクールは「子どもたちの音楽の可能性を引き出すこと」「若手演奏家の才能を見出すこと」を目的に、一流の演奏家の方々を審査員に迎えて開催されています。
エントリーも、全国あるいは海外からも多くの応募があり、フルート・弦楽器(ヴァイオリン・チェロ)・ピアノの3部門において、小学生から一般までの参加で行われています。このコンクールを機に次代を担う若き演奏家が大きく世界に羽ばたいて行かれることを祈念しています。
次に、『野田雨乞い笠おどり大会』に伺いました。この「野田雨乞笠おどり」は、正徳2年(1712年)から野田八幡宮で雨乞いの儀式として引き継がれていて、2人1組の踊り手が太鼓を中心に向かい合い「つつろ」という短いバチを持って踊る歴史の長い踊りです。
戦時中の昭和17年(1942年)を最後に途絶えてしまいましたが、昭和54年(1979年)に地元から復活の機運が盛り上がり、当時の経験者の指導の下、野田青年団の協力を得て復活しました。これを機に、昭和55年(1980年)に「野田雨乞笠おどり保存会」が結成され、昭和59年(1984年)に刈谷市無形民俗文化財に指定されました。
夕方からは、刈谷西部地区の盆踊りに伺いました。この夏、刈谷市23地区のうち22地区において盆踊り(夏祭り)が開催されましたが、私はそのうちの19地区に伺うことが出来ました。
その最後を飾るに相応しい盛り上がりで、最後の曲の「ダンシィングヒーロー」では踊りの輪が4重にもなり、それでも隣の人と手が触れてしまうほど大勢の方が参加されフィナーレを迎えました。
『野田雨乞い笠おどり大会』と『盆おどり』・・・「日本人が長い歴史の中で培ってきた文化や歴史、風習を次の世代に伝えて行くことの大切さ」を改めて感じます。