愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2025年6月17日
2024年12月9日(月)

名古屋三河道路の第3回有識者会議を傍聴しました。

名古屋三河道路は、知多地域及び西三河地域を東西に貫く高規格道路であり、名古屋港や中部国際空港へのアクセス性を高めるほか、伊勢湾岸自動車道とのダブルネットワーク機能により、国土強靱化にも資する重要な道路です。

2021年3月に国及び県の新広域道路交通計画において高規格道路(調査中)に位置付けられ、2022年3月に国の名古屋都市圏環状機能検討会において、西知多道路から名豊道路までを優先整備区間に設定し、今年度から県が新たに「概略ルート・構造の検討」を進めることとなっており、私も自ら行う県政報告会などで参加者にそのアンケート用紙を渡して、皆様からの意見を求めていましたので、今回の有識者会議での決定はとても気になるところです。

アンケートではA案・B案・C案の3つの案が示されており、皆さんの声を集約した結果B案「起終点間の速達性と沿線の生産拠点へのアクセス性の向上の双方を考慮した自動車専用道路」に決定をしました。

路線としては、国道23号高棚北IC~依佐美の工業団地付近~境川浄化センター辺りで境川を渡り、知多半島道路の阿久比IC辺りを通って西知多道路の長浦ICを結ぶといった感じです。今後、事業化に向けて詳細なルートの検討や都市計画、環境影響評価などの手続きが進められて行きます。