18日間の会期で行われた12月定例愛知県議会も今日が最終日です。私学振興予算拡充の請願関係者と思われる方々で傍聴席はほぼ満席でした。補正予算関係議案11件、条例関係議案18件、その他の議案36件を議決し閉会しました。
補正予算の主な概要は・・・
⚫︎愛知県基幹的広域防災拠点の整備愛知県基幹的広域防災拠点のうち、第1期として整備する「消防学校」について、その整備・運営をPFI手法により行うこととし、事業者の選定手続を進めるため、債務負担行為を設定しました。県と政令市による「消防学校」の共同設置は全国初の取組で、雨天訓練設備や可動式模擬家屋を用いた街区消火訓練場、実火災を再現し高度な消火技術を錬成できる訓練施設などを整備し、県全域の消防のレベルアップを図ります。また、消防団の教育訓練も行い、地域防災力の強化も図ります。
⚫︎愛知芸術文化センターの活性化を図るため、民間事業者による建物管理及び芸術劇場の運営の実施愛知芸術文化センターの建物管理と愛知県芸術劇場の運営については、PFI法に基づく「コンセッション方式」を導入し民間事業者のノウハウや創意工夫を最大限に活用することで、愛知芸術文化センターの活性化を図ります。
⚫︎高温対策に必要な農業機械、設備等の導入を支援し、農業生産力の向上を図る近年の夏期高温による農作物への影響を軽減し生産力強化を図るため、愛知県独自の補助事業「あいち型産地パワーアップ事業費補助金」を活用し、来年夏までに自動カーテンやミスト装置等の農業機械・設備を導入できるよう支援します。