愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2025年6月10日(火)
 昨日と今日の2日間、県外調査に出かけました。視察先は・・・

①札幌市民防災センター

いろいろな災害の疑似体験をしながら、防火・防災に関する知識や、災害が発生した時の行動が学べる体験型学習施設です。私自身も、地震体験コーナーでは東日本大震災(震度7)の体験を、暴風体験コーナーでは秒速30mの風を体験して来ました。また、煙避難体験コーナーでは、実際に煙が出るわけではありませんが、非難の様子が映像で撮られており、「振り返りモニター」で自らの避難行動を確認することが出来ました。

②千歳市防災学習センター「そなえーる」

こちらも、災害を「学ぶ・体験する・備える」をキーワードに、いろいろな災害の疑似体験をしながら、防災に関する知識や、災害が発生した時の行動を学んでもらう施設です。また、防災講座や救急講習、自主防災組織の訓練など防災学習の拠点施設としても活用されています。

③北海道ボールパークFビレッジ(北広島市)

Fビレッジは約32ヘクタールにわたる大規模エリアで、エスコンフィールド北海道(球場)を中央核とし、周辺に商業施設、ホテル、温浴施設、住宅、飲食店、子ども用遊戯施設、農業体験エリアなどが配置されています。野球観戦だけでなく、普段の日も楽しめる“リゾートタウン”として構築。グルメやアクティビティ、農業・学びなどの複合体験を通じて、年間を通じて来訪者を呼び込む計画となっており、JR新駅の建設工事が進められており、また大学も新たに誘致されていました。

私が注目したのは(株)日本エスコンの関わりです。野球場のエスコンフィールド北海道のネーミングライツだけだと思っていたのですが、命名権取得だけに限らず、開発パートナーとして ボールパーク周辺の住宅・ホテルなど不動産開発に深く参画すると共に、新会社を通じてFSEやDeNAと協働し、エンタメ×不動産事業を推進するなど、施設開発・運営戦略、まちづくりに深く関与していました。

一方、刈谷市では・・・昨年9月、日本エスコンが刈谷市内にあるデンソー池田工場跡地約10haを購入しました。複合商業施設を中心とした街づくりを構想中とのこと。対象面積や周辺の状況は全く違いますが、「エスコンフィールド北海道への関りがネーミングライツだけではない」と知り、刈谷市での構想が楽しみになりました。

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