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日曜日, 7月 20, 2025

2025年7月20日(日)


今川町にある花池で開催されている『はすまつり』に伺いました。地元住民でつくる「花池蓮愛好会」の皆様によって管理運営がされています。

「先週が開花のピークで今日では遅いかな?」と思いながら行ったのですが「未だ7~8分だよ」とのことでした。

蓮の実で作った数珠を購入させて頂きました。

午後からは刈谷市郷土文化研究会の「令和7年度第2回談話会」に出席しました。

本日の講師は刈谷西部地区の地区長で山車祭り保存会の会長も務めておられる大野裕史氏。「刈谷の知られざる物語~幕末維新から近代~」というテーマです。


日本有数のものづくりのまちである刈谷市は、幕末から昭和にかけての近代化と高度経済成長によって発展して来ました。そうした刈谷の発展に尽力した人物や出来事に焦点をあてて解説をして下さいました。

講師の説明の中では、徳川幕府倒幕の魁となった天誅組、養蚕・煉瓦製造産業を起こした大野定・大野一造・大野耐一氏、三河鉄道を経営した神谷傳兵衛氏、紡織・繊維産業から自動車産業に進化させた豊田佐吉・豊田利三郎氏・豊田喜一郎氏などの名前が出て来ました。

果敢に新しいことにチャレンジした方々ばかりで、その姿勢があったからこそ今の刈谷市の発展があるといっても過言ではありません。

これまでの刈谷の発展が先人の「進取の精神」のおかげであるとすれば、未来をつくって行くのは今を生きる我々の「進取の精神」に掛かっています。そしてそれは、行政だけの力で成しえられるのではなく、市民や私たち政治に関わる者の役割が重要なのだと教えられた談話会でした。