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金曜日, 10月 16, 2020

2020年10月16日(金)


内外情勢調査会名古屋支部(支部長:大村秀章)の10月度支部懇談会に出席しました。今日の講師は政治アナリストの伊藤惇夫氏、演題は「菅政権の課題と日本政治の行方」です。

「総理の抱く三大欲望とは」「なぜ菅政権誕生だったのか」「継承か独自路線か」「焦点は解散・総選挙の時期」「野党は再生できるか」といった切り口で約1時間半、自民党を始め、新進党・太陽党・民政党・民主党と数々の党の事務方を経験して、政治の表も裏も見てきた講師ならではの講演で非常に興味深く拝聴することが出来ました。

「高級そうなレストラン(安倍政権)から大衆食堂(菅政権)へ。気の良い食堂の親父だと思っていたが、強権路線がチラつくようになって、強面の地域の権力者といったイメージに代わった」「新立憲民主党は、かつて民主党として政権を取った時に活躍した議員が裏へ廻って、若手を前面に出さなければ国民の支持は得られない」など、共感する内容が多くありました。

兎に角、安倍政権のように自民党の内部でも、与野党の関係においても「一強他弱」にならないことを願っています。