(問)
刈谷市は、国道419号沿いにおいて工業団地の開発を企業庁に要請し、現在、刈谷依佐美地区として事業が実施されている。 その後、新型コロナウイルス感染症が拡大し、企業の投資環境も大きく影響を受けていると思うが、現在の刈谷依佐美地区の企業誘致の状況はどうか。
(答)
刈谷依佐美地区につきましては、来年度末の工事完了に向けて、現在、造成工事中でございますが、工事完了に先立ちまして、昨年10月に全11区画、11.3ha の分譲を開始したところであります。
その後、全ての区画についてお申込みをいただき、立地企業の選定を行った結果、本年3月に全区画を7社に立地の内定をしたところでございます。
しかしながら、その直後に発生いたしました新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたことによりまして、2区画を契約予定であった1社から契約辞退の申し出がございましたけれども、それ以外の6社とは9区画において土地売買契約を締結しております。
(問)
1社については契約辞退があったとの ことであるが、今後どのように企業誘致を進めていくのか。
(答)
契約の辞退によりまして、現在2区画、約2ha が空き区画となっておりますことから、新たな企業の選定を速やかに行うため9月24日から再募集を開始したところでございます。
今後、申込みのあった企業の中から刈谷市の意向も踏まえまして、立地企業の選定を行い、今年度中の契約締結に向けて努力してまいりたいと思います。
(問)
今の答弁の中で「刈谷市の意向も踏まえ」とあったが、「刈谷市の意向を踏まえる」というのはどういったことなのか。また、いつまでの期間の募集なのか。
(答)
立地企業の選定にあたっては、申込書類に基づいて、企業庁用地立地審査委員会において、最終的に内定企業を決定しています。
内定企業の選定に当たりましては、「地域社会の発展に寄与できること」とか「事業計画が確実であること」などの審査基準にすべて合致する企業が同一区画に2社以上ある場合は、刈谷市が決定した優先順位を踏まえて内定企業を決定していきたいということが、「刈谷市の意向を踏まえる」ということでございます。
次に、募集の受付期間でございますけれども、今年の9月24日から11月4日までを受付期間として設定させていただいております。