このところ「コロナ第3波ではないか」と思ってしまうほど陽性者数が増加しています。インフルエンザの流行期と重なる時期を向えるにあたりとても心配です。そこで愛知県では10月26日から新型コロナ受診までの流れを大きく変えることにしました。
これまで、新型コロナを疑う症状がある方は、保健所に設置した[帰国者・接触者相談センター]に相談の上、[帰国者・接触者外来]などを受診し検査を受けていただいていました。しかし[帰国者・接触者外来]は県内に51か所しかなく、すぐに検査や診察が受けられないとの不満も出ていました。また、コロナとインフルエンザが同時流行すると、発熱などの症状を訴える患者が急増し、保健所中心の今の方法では対応できない恐れがありました。
そこで愛知県では、発熱患者などがかかりつけ医などの地域の医療機関に直接電話で相談の上、診療・検査を受けられる体制を整えるため、愛知県医師会や地区医師会の協力をいただき[診療・検査医療機関]を指定することにしたのです。
[診療・検査医療機関]への相談・受診方法は、上記のフロー図の通り、発熱などの症状がある場合には、まずかかりつけ医などに電話で相談していただきます。そしてその身近な診療所や病院でPCR検査対応ができるようになったのです。
かかりつけ医を持たず受診先に迷う方のためには、医療機関を案内する電話相談窓口として「受診・相談センター」を保健所に設置し「電話相談体制を整備した医療機関」を指定しましからご安心下さい。
刈谷市内において公表の了承を得られた[診療・検査医療機関]は次の6か所です・・・
◎石川内科(小垣江町)
◎一里山・今井病院(一里山町)
◎刈谷なりたクリニック(松栄町)
◎すがぬま耳鼻咽喉科(野田町)
◎竹中耳鼻咽喉科(広小路)
◎耳鼻咽喉科のむらクリニック(広小路)