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火曜日, 11月 10, 2020

2020年11月9日(月)

内外情勢調査会の懇談会に出席しました。講師はテレビ『そこまで言って委員会』などでもお馴染みの同志社大学教授村田晃嗣氏です。「変動する国際情勢と日本の課題」と題して、決着がついたアメリカ大統領選挙の分析と今後アメリカの進むであろう方向を中心に講演をして下さいました。

拝聴しながらとったメモ書きから・・・

・なぜバイデンが勝ったのか
  ①世論調査の精度
  ②隠れトランプが減っている
  ③前回はトランプへの期待票、今回は実績票
  ④前回のトランプ勝利は偶然
・4年間トランプがやってこられた理由
  ①景気が良かった
  ②失業率が極端に低かった
  ③トランプへの岩盤支持者がいた
  ④戦死者がゼロ
    これらが全てコロナの影響で吹っ飛んだ(④=コロナと言う戦争)
・民主党には若い候補者はいないのか?
  もしコロナがなければトランプが勝っている
  コロナが全てを変えた
  つまり民主党にとっては負けを覚悟で戦う選挙であった
  エースは4年後に温存
  クリントン時代に若くて良い候補を潰してきた
・上院は僅差で共和党、大統領・下院は民主党
・トリプルブルーにならなくて良かった→トリプルブルーは暴走を起こす
・アメリカの民主主義がいかに活力があるかを示した
・アメリカは命がけで選挙をしている
・バイデンの1年目はコロナ対策で潰れる
・バイデンは1期だけ
・TPPには復帰しないだろう
・「民主党は中国に甘い」と言われるが、そう簡単ではない
・民主党は3つの勢力による合従連衡=人権派・環境派・外交安保派
・2030年頃アメリカのGDPは中国に抜かれる