愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2024年2月4日(日)
今日は立春。その暦通り比較的温かな1日でした。

市民要望を届けに何組かの方が来所されました。その中の一人Aさんは、今後生産年齢人口の減少により起こるであろう公務員の不足に対して警鐘を鳴らしておられました。

実際、47都道府県が2023年度に実施した職員採用試験で、採用予定数を満たす合格者を全ての職種区分で確保出来たのは大阪府と兵庫県だけで、45都道府県で「採用予定数割れ」が生じていたとのことです。

特に、土木などの技術・専門職で目立って来ており、採用難は近年急速に悪化しており、インフラ整備や災害対応などに大きな影響を及ぼす可能性があるようです。

また、今年4月で改正労働基準法の適用猶予期間が満了することにより、医師並びに建設及び運送等に携わる方は、従来のような長時間労働が出来なくなり、労働市場において供給不足感(人出不足感)が共有されれば、人手不足に拍車がかかるのではないかと危惧されておられました。

愛知県職員に対する働き方改革を謳っている『あいち行革プラン2020』が2024年度で期間満了を迎えます。次期のプラン作成に向けて、この点を2月定例会の議案質疑等でしっかり議論して行きたいと思います。


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