立地適正化計画とは、市町村が都市全体の観点から作成する、居住機能や福祉・医療・商業等の都市機能の立地、公共交通等の充実等に関する包括的なマスタープランで、作成からおおむね5年ごとに評価を行い必要に応じて見直し等を行うことが望ましいとされおり、現在の計画は平成30年度に作成されたものであることから今回改定がなされることになったものです。
また、令和2年都市再生特別措置法の改正により、立地適正化計画に防災指針を定めることが必要になったことも今回の改定の要因です。
今回の改定により、都市機能誘導区域に従来の「刈谷駅・刈谷市駅周辺」のほか「富士松駅周辺」と「野田新町・東刈谷駅周辺」が加わりました。また、居住誘導区域は市街化区域全体を基本としていますが、国が定めた「居住誘導区域に原則として含まない、あるいは慎重に判断することが望ましい区域(浸水想定区域・工業専用地域など)」の4つの基準を確認しながら設定されています。