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火曜日, 5月 06, 2025

2025年5月6日(火)


トヨタ自動車元副社長の栗岡完爾氏にお誘いを頂いて「高速道路の料金定額制導入に向けた勉強会」に参加しました。

栗岡氏は「日本経済低迷の最大の原因は高速道路が遠距離移動にコストが掛かるという料金制度にある」「高速道路の定額制導入が、国内観光産業の活性化と地域間格差の解消に大きく貢献する」と予てより語っておられます。

「神谷君にもそのことをじっくり説明してあげるから一度私の事務所に来なさい」とのお話を頂いたのでお邪魔をしたのです。

このテーマについては参議院予算委員会で国民民主党政調会長の浜口誠参議院議員が取り上げられ、また愛知県議会においては、名古屋高速道路を以前のような定額制に戻すといった視点で阿部洋祐県議が一般質問をされていましたので、今日はそのお二人から質問の背景や主旨、提案内容をお聞きすることが出来ました。

国会における石破総理の答弁を聞くと「(実現できないハードルの一つに)鉄道や飛行機・船舶といった代替交通手段の利用者が減るのではないか、その点との整合性をどう取るのか」といった答弁であったようですが、私は1年間限定で、『高速道路ワンコイン500円の定額制』の社会実験を行ってみて、どのような副作用が起きるか、逆にどれだけのプラスがあるかを検証するチャレンジをしても良いのではないかと思います。

石破総理が掲げる「地方創生」の切り札は移動のコストを下げることだと思います。コストを下げて人流・物流を活性化させて日本列島全体を活力あるものにして行く、そして人と人とが交流することによって新たな発想やイノベーションを起こして行く、そのような政策の一つが『高速道路ワンコイン500円の定額制』であると学びました。