愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2023年6月23日(金)

6月定例会一般質問。今日も7名の議員が登壇しました。質問の中で「県立中高一貫校の入学者選考について」の質問がありました。地元の刈谷高校にも2025年4月に付属中学が開校する予定で、その選抜方法については関心の高いところですので、当局の答弁内容を紹介します・・・

①入学者選考のねらい
探究学習重視型の中高一貫校では、探究的な学びに必要な資質や能力を測ることをねらいとして、適性検査としての筆記試験や面接による入学者選考を行う
②適性検査について
小学校教育で身に付けた知識や技能に基づいて、思考力、判断力、表現力、課題解決力など、探究的な学びに必要となる力を、総合的に測って行く。過度な受験競争を招かないよう、特に高度な知識やテクニック、知識の量を求めるような出題は行わないことにする
③面接について
例えば、6年間探究的な学びを続ける意欲や、多様な考え方を尊重しながら物事に取り組もうとする共感力、問いを立て課題を発見する力などの資質や能力について、見て行くことにする
④児童や保護者への情報提供について
県立中高一貫校における入学者選考について広く知っていただくため、まずは7月末頃を目途に、中高一貫校に来てもらいたい児童のイメージや、適性検査や面接のねらいなど、入学者選考の概要を公表する。その後、10月には実施日程を含めた、より具体的な内容を公表する。
⑤学校での説明会について
11月には、入学を希望する児童と保護者を対象とした説明会を、学校において開催する。この説明会では、それまでに公表した入学者選考に関する情報に加えて、各学校のカリキュラム、部活動、学校給食などの具体的な内容について、直接、児童や保護者にお伝えする。
⑥サンプル問題について
12月頃に、適性検査のサンプル問題を公表する予定。

県立の併設型中高一貫校の設置は、本県初の取り組みです。県立中高一貫校が目指すものや、学校の概要について、関係者の皆様にしっかりとお伝えし、児童や保護者が適切に進路を選択できるように願っています。

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