ページ

水曜日, 12月 04, 2024

2024年12月4日(水)


12月定例愛知県議会、今日は自民党・あいち民主共に政調会長が代表質問を行いました。

教育長が答弁した「県立学校施設の長寿命化改修事業」について紹介します・・・

■建築後30年経過の建物を対象とした大規模改造工事に加え、60年経過を目途に長寿命化改修工事をすることで、80年まで使用できるよう、老朽化対策を進めている。
■屋上防水、外壁の改修、屋内の壁や床などの改修、照明のLED化など、建物の老朽化の状況に応じたリニューアルを図っている。
■計画の進捗状況は、対象となる建物739棟のうち、昨年度までに全体の32.2パーセントに当たる238棟の工事を完了した。今年度に完了予定の60棟を合わせると、進捗率は40.3パーセントとなり、計画どおり進んでいる。
■トイレの環境改善として、普通教室棟や管理棟の便器の洋式化と床の乾式化も並行して進め、昨年度までに2,064か所の整備が完了している。
■今後の取組としては、計画期間の終期となる2029年度までに、残りの441棟の工事を進める。
■工事を進める際にこれまでは、建築年度の古い順に改修を進めてきたが、学校からは雨漏り等の老朽化が進んでいる建物から先に改修して欲しいといった声や、建築年度が異なるものの、一体として使用している建物は同時に工事を行ってもらいたいといった声がある。そこで、今後工事か所の決定に当たっては学校の希望を十分に尊重して、子どもたちの学校生活への影響が最小限となるよう柔軟な対応をして行く。
■2030年度以降に建築後30年又は60年を迎え、新たに改修の対象となる建物がまだ約630棟ある。こうした建物についても、長寿命化の対策を講じて行く。