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月曜日, 8月 10, 2020

2020年8月10日(月)

昨日の中日新聞朝刊に「重症者なぜ少ない」という見出しの記事が掲載されていました。

冒頭、「重症化する患者が減ったことからウイルスが変異して弱毒化したのではないか」と弱毒化の可能性を、イタリアの医療関係者が指摘していると紹介しています。実は私も7月23日のHP日記において、同じイタリアの医療関係者の指摘を引用して「ウイルス弱毒化」の期待を述べています。

但し、その時にはHPをご覧になった方から「重症化するにはタイムラグがある=重症者は遅れて増加してくる」といった指摘を頂いていましたので、その後愛知県の発表する重症者の推移を注視していました。

あれから2週間、軽症・無症状の方が潜伏期間を過ぎて症状が現れてくる時期は過ぎました。以前に比べ陽性者数は爆発的に増えていますが、重症者数は8月8日現在8名と、2週間前に比べて重症者は減っているのです。

現在行われているPCR検査は「新型コロナウイルスだけでなく普通の風邪でも陽性になってしまう」といった指摘をする学者もおられます。

今行われている政策は陽性者の数を根拠に自粛要請(=経済を止める)をしています。しかし今後は中等症・重症・死亡者の数を根拠にした政策に変更する必要があるのではないかと感じています。