名古屋三河道路は、知多地域及び西三河地域を東西に貫く高規格道路であり、名古屋港や中部国際空港へのアクセス性を高めるほか、伊勢湾岸自動車道とのダブルネットワーク機能により、国土強靱化にも資する重要な道路です。
昨年12月9日に第3回有識者会議が開かれ概略のルートが決定しました。決定した案は、アクセスが向上する事業所数や防災拠点数が他のルートよりも多い利点がありますが、一方で、田園地帯を通過する区間が長くあり自然環境への影響が比較的大きい可能性があります。
路線としては、国道23号高棚北IC~依佐美の工業団地付近~境川浄化センター辺りで境川を渡り、知多半島道路の阿久比IC辺りを通って西知多道路の長浦ICを結ぶといった感じです。
現在、事業化に向けて詳細なルートの検討や都市計画、環境影響評価などの手続きが進められています。