福祉医療委員会の県内調査に参加しました。午前9時45分、議事堂正面玄関を出発してバスで2つの施設に向かいました。
一箇所目は稲沢市にある(株)明治愛知工場です。工場の概要をお聞きすると共にHACCPに基づく品質管理について説明を受けた後、施設見学をしました。
このHACCPについては、2020年の東京オリンピックを目標に全ての食品事業者にHACCPによる衛生管理が義務付けられるようなのです。
消費者にとっては良いことだと思いますし、大規模な事業者にとっては十分対応が可能であったり、既にそれだけの対応をしているところもあるかもしれませんが、果たして小規模な事業所が対応できるのかどうか・・・若干懸念をしています。
そして二箇所目は春日井市にある(株)メディカルプロダクツのイノベーションセンター[ミライ]です。カテーテルを始めとした医療機器の研究開発において平成29年12月に世耕経産大臣より[地域未来牽引企業]としての認定を受けた企業です。企業理念や事業概要の説明を受けた後、こちらも施設見学をさせて頂きました。
今から4年前の6月、私の弟が心筋梗塞で倒れ、深夜刈谷豊田総合病院に救急で運ばれました。その時に当直の医師の適切な処置と、今日見せて頂いた「カテーテル」によって一命を取り留めることが出来ました。
正にこの会社の理念「一人でも多くの命を救いたい・・・」の通り、救って頂いたのだと思っています。「このカテーテルで弟の命が救われたのだ」今日はそのような感謝の思いで、会長・社長様のお話を聞き施設を見させて頂きました。