県民環境委員会県外調査2日目。午前中は広島市現代美術館に伺いました。
1989年に全国で初めて現代美術に本格的に取り組む公立美術館として会館し、今年3月にリニューアルオープンした施設です。設立の経緯や、交流・にぎわいづくり、公立美術館としての意義、住民への理解促進等の取組について説明を頂いた後、展示作品を鑑賞しました。
午後からはミサワ環境技術株式会社に伺いました。
地球温暖化防止・省エネルギーの実現を目指し、1991年に日本で初めて「地中熱エネルギーシステム」を導入し、庁舎、学校、商業施設などの冷暖房システム、温水プールや温浴施設の給湯システムなど、地中熱を利用した新エネルギーのパイオニアの会社です。
地中熱エネルギーシステムの概要、成果、課題等について説を受けた後、みよし公園(プール)での地中熱システムの施設を見学しました。
こうしたシステムの導入は初期投資が膨大です。「世界の地中熱普及状況」を見る限り、国や自治体からの支援がどれだけ得られるかが普及促進のポイントであると思います。