愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2023年9月8日(金)

愛知県議会子ども・子育て対策特別委員会の県外調査、昨日の『港北区地域子育て支援拠点どろっぷ』に続いて2日目の今日は『横浜こどもホスピス うみとそらのおうち』に伺いました。

療養生活を送る子どもや家族を支える地域コミュニティ型の通所施設として、大阪に次ぎ全国2か所目に開所したこの施設は、横浜市から30年間の無償貸与を受けた約220坪の土地の上に約500㎡の延床面積で建設されています。

建設費の約3億円や年間のランニングコスト約6000万円の多くは寄附によって賄われており、運営関わっておられる大勢のボランティアさんの存在など、正に皆さんの善意が詰まっ施設と言った感じです。

生命に関わる病気や障がいのある子どもは全国に2万人いると言われています。こどもホスピスはこうした子どもと兄弟や家族が病気と闘いながらものびのびと子どもらしい時間を過ごすための場所です。6月にはあいち子どもホスピスプロジェクトの皆さんが愛知県での設立に向けて要望活動をされています。

対象の子どもや家族がやってみたいことは、①親子で川の字になって寝る ②お母さんの手料理を食べる ③一緒にお風呂に入ることだそうです。これらは、子どもがいる家庭でのごく普通の日常の光景ですが、そういった心が休まる時間すら生命に関わる病気や障がいのある子どもの家族は持てないのです。こうした方々の願いを叶えることができる場所を愛知県においても実現するように、私も微力ながら尽力したいと思います。

▲TOP