県庁の講堂において『令和5年度 ボランティア活動功労者表彰式』が行われ来賓として出席しました。今回表彰を受けられたのは、個人の部が5名、団体の部が36団体で、刈谷市からは外国にルーツを持つ子どもたちへの学習支援を行っている「スリーエス」さんが表彰を受けられました。
2011年に設立し現在約40名の会員さんで ①小中学校における取り出し授業(授業時間内に児童・生徒を別室で個別に1対1で指導)②市民館での放課後教室(放課後に児童・生徒を集めて指導)などを行っておられます。
愛知県では地元経済界・企業等の協力により2008年度・2016年度に続き2022年度に第3次の「日本語学習支援基金」を造成し、スリーエスさんのような団体に資金的な支援をしていますが、様々なコストの値上がりにより運営は本当に厳しいのではないかと推察します。
ボランティアの皆様の善意に甘えるだけではなく、運営に必要な部分は県としてもきちんと支援するように次の県民環境委員会では議論したいと思っています。