愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2023年10月11日(水)
昨日と今日、私が所属する県民環境委員会が開催されました。

『愛知県に「学校給食無償化補助金」の創設を求める請願』については紹介議員にもなっていますからもちろん賛成。同じく紹介議員である永田議員(安城市選出)も賛成しましたが、賛成少数で残念ながら不採択となりました。

一般質問では2つの項目で質問をしました。答弁の要旨を紹介します・・・

①日本語学習支援基金について
日本語学習支援基金は2026年で終了し、その後は基金によらない支援体制を整備することで各経済団体と合意している。具体的には「愛知県地域日本語教育推進補助金」の活用促進や、経済団体等と連携した企業ボランティア派遣の取組拡大など。

地域日本語教室の運営団体から物価高騰の影響で資金のやりくりに苦慮しているとの声も届いておりますので、地域の日本語教室が継続して運営できるよう、物価高騰による助成額の増額について、前向きに検討する。

②県の文化財指定について
愛知県文化財保護審議会については、毎年度2回ずつ開催しており、ここ数年は7月と1月に開催している。委員は20名で、美術工芸、建造物など各分野に精通した学識経験者の方々に委嘱している。審議会には分野ごとに6つの部会があり、審議会当日は、まずそれぞれの部会で諮問案件を審議していただき、その結果をもとに全体会で議論いただき、答申をいただいている。

審議会では、諮問された文化財に関する調査結果を踏まえ、歴史上、芸術上、学術上の観点から重要性を判断し、指定にふさわしいかを審議いただいている。1回の答申件数は、ここ数回、平均して3・4件で、直近の7月の審議会でも、3件の文化財について「指定を可とする」答申をいただいたところである。

諮問する案件は、審議会の委員と事務局である文化財室で調査を行って決めている。県指定文化財は、原則として、市町村の指定文化財が対象となる。祭などの無形民俗文化財は、その起源や変遷のほか、保存会の組織状況・継承の体制などを調査している。

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