愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2024年2月28日(水)
2月定例愛知県議会、今日は自民党・あいち民主県議団共に団長による代表質問が行われました。代表質問においてはそのほとんどを知事が登壇して答弁しますが、教育委員会関係の質問については自席で教育長が、警察関係は同じく自席で県警本部長が答弁します。

質問は多岐に渡りますが、興味深い質問の一つに自民党の川嶋団長がされた「子供の体力向上に向けた取組」がありました。教育長答弁を紹介します・・・

■本県の今年度の全国体力テストの結果、8つの項目のうちの多くで昨年度を上回りましたが、全国との差は依然として大きく、今後も適切な対策を講じていく必要があると考えています。
■今年度、県教育委員会では、中京大学の教授の協力を得て、昨年度の体力テストのデータを分析した結果、愛知の子供たちは、握力や上体起こしなどの筋力を測る項目が弱く、全力で体を動かす機会が不足していることがわかりました。
■本県では「運動やスポーツが好き」「運動が大切」「体育の授業にいつも進んで参加している」と答えた割合が、小中学生の男女ともに低く、一方、これら3つの項目は、体力測定値が上位の県では高いことが明らかになりました。
■こうした分析結果を踏まえ、来年度から「あいちっ子・体力向上作戦」をキャッチフレーズとして、「タグラグビー」や「フラッグフットボール」などの、運動が苦手な子供でも楽しみながら思い切り体を動かすことができる種目を、体育の授業に積極的に取り入れるよう奨励するとともに、競技団体の協力を得て、学校への出前授業や子供たちの主体性を伸ばす指導方法を学ぶ講習会などを実施して行きます。

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