一昨日に続いて今日もスタートアップの祭典「TechGALA Japane2025」に伺いました。
会場は国内最大のスタートアップの拠点STATION Ai、そして会場までの交通手段は名古屋駅前スパイラルタワーから自動運転のレベル2での実証実験をしている「あいち自動運転シャトル」です。
先日、桑名市での自動運転実証実験は小型バスで郊外での運行、最高速度は35Kmという設定でしたが、今回は交通量の多い名古屋市内で最高速度は49Kmまで出ていました。但し、道路工事をしている場所や高速道路の降り口付近では運転手が「介入」していましたから、レベル4での運行までにはまだまだ課題があるように思いました。そして何より、自動運転とは言っても万が一に備えて運転手がいるかどうかは、安心感の点で大きな差があります。運転者がいなくても、この「安心感」を如何に感じて貰えるかが次のステップに向けての課題だと思います。
そして会場に入ると歩くことも苦労するほど大勢の人で賑わっていました。しかもそれらの人々の新しいことに挑戦をするという熱気が溢れていました。
イノベーションを起こすキーワードは「セレンディピティ(予期せぬ幸運な出会い)」だと言われていますが、正にSTATION Aiはセレンディピティを起こすチャンスが山盛りの空間だと思います。
TechGALA Japane2025の開催により、参加者の皆さんが新しい技術や知識を得ることにより、オープンイノベーションや新しい何を生み出したり、加速するきっかけや起爆剤になることを期待しています。
(写真:TechGALA 総合プロデューサーの株式会社ウィズグループ 代表取締役、奥田浩美さん)