愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2025年3月3日(月)
2月定例愛知県議会一般質問。今日は自民党2名、あいち民主2名、減税1名、公明党1名、無所属1名の合計7名が質問に登壇しました。これで代表質問・一般質問は全て終了し明後日からは議案に対する質疑が行われます。

私は一昨年の県議会議員選挙において「有機農業の推進」を公約に掲げていました。今回の代表質問の中で「有機農業の推進について」の議論がありましたので、大村知事の答弁の中から要旨を紹介します・・・

■愛知県では有機農業を「環境と安全に配慮した農業」の特徴的な取組と位置づけて推進しており、栽培技術の向上や消費者等の理解促進に取り組んでいる
■具体的には、農業総合試験場が今年度から水稲の除草の省力化技術の開発に民間企業と取り組むとともに、地域の農業改良普及課に配置した有機農業指導員が農業者への栽培指導や除草ロボット等の実証など、栽培技術の向上に取り組んでいる
■消費者等の理解促進に向けては、昨年11月に名古屋市内で、生産者・消費者・流通関係者・行政等が一堂に会する「有機農業のつどい」を県が主催したほか、12月には地域で活動している消費者団体の皆様と意見交換を行った
■昨年度は県内の20市町が、学校給食への有機農業で生産された農産物の導入に取り組んだ
■来年度は新たに、堆肥利用の標準化マニュアルなど分野ごとの技術資料の作成や、有機農産物のマーケット調査の実施、農業大学校での有機農業者向け公開講座の開設のほか、県内外の先進事例の横展開を図っていく
■消費者等への理解促進に向けては、「有機農業のつどい」の内容を充実させていく
■こうした取組を進めることにより、本県の有機農業を拡大し、持続可能な食料システムの構築に向けて取り組んでいく

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