市長選に勇気を持って挑戦している36歳のひるた浩一郎さんの出陣式に伺いました。応援しているひとりの観衆のつもりで見ていたら、スタッフから突然「神谷県議激励の挨拶をお願いします」と言われ、トップバッターで挨拶をさせて頂きました。
このように事前の準備をしていない方が、思いが込められた良い挨拶ができるもので、「勇気を持って若者が挑戦する素晴らしさ」「大きな団体や政党の支援がなく、市民一人ひとりの応援が頼りであること」「彼には笑顔と愛嬌があること」「市職員としての経験や全国各地のまちづくりに絡んだ経験から確かな政策があること」など自分が感じている彼の人物像を語らせて貰いました。
「若い力が政治を変える!」期待をしています。
刈谷に帰ってからは総合文化センター小ホールで行われたミュージカル『流れる雲よ』を観てきました。太平洋戦争末期の鹿児島にある特攻基地にいる特攻隊員や整備兵の物語。そこに、現代の我々がラジオを通じて繋がってしまうという内容です。
特攻隊員たちが「未来の日本」や「未来の子孫」のために命を投げ出していく姿や心情。そしてその隊員たち同士や隊員を取り巻く人々との関わりが描かれ、会場のあちらこちらですすり泣く音が聞こえました。そして、クライマックスのシーンで、特攻隊員の主人公が今の私たちにラジオを通じて問いかけます。
「今、日本はいい国ですか?」・・・この言葉に日本の未来を守るために命をかけて戦った先人達の思いの全てが込められていると感じます。先の大戦で亡くなった多くの人たちのためにも「もう争いはやめませんか」そう叫びたくなる素晴らしいミュージカルでした。