愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2019年11月12日(火)
議会人の、議会人による、議会人のための研究集会 真の地方自治を目指して・・・全国都道府県議会議長会主催による『第19回 都道府県議会議員研究交流大会』に出席しました。愛知県議会議員は10名、全国から約500名の都道府県議会議員が集まりました。



基調講演は駒澤大学法学部の教授の大山礼子氏による「新時代における地方議会のあり方」、そして私の所属した分科会は「外国人観光客の増加と広域観光」がテーマです。

分科会の中で[せとうちDMO]の話が出てきました。DMOとは、地域の多様な関係者を巻き込みつつ、科学的アプローチを取り入れた観光地域づくりを行う舵取り役となる法人のことで、[せとうちDMO]の場合は広島・岡山・山口・兵庫・香川・愛媛・徳島の7県で構成されています。

以前からこのDMOのことは知っており、「DMOとそれぞれの自治体での観光行政とのすみ分け、あるいは連携はどのようになっているのだろう?」と言う疑問がありましたが、質疑応答の場で同趣旨の質問がありました。

DMOの場合、選択と集中により事業を絞ることが出来る、当初「国内の観光客も増やして欲しい」との要請を受けたが「あくまでインバウンドだけに絞らせて欲しい」とお願いをしたとのことでした。なるほど、DMOはインバウンドを対象、国内は自治体が対応というすみ分けは非常に判り易く効率が良いと感じました。

分科会のパネリストは広島と三重の県議会議員でした。その方々の説明や質疑をされる方の発言を聞いていると「皆さん本当に知識が豊富で話のスキルも高いなぁ~」と感心します。こうした研修会に出ると良い刺激を頂きます。

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