愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年3月25日(水)
2月定例愛知県議会も今日が最終日です。先ず、昨日の日記で書いた補正予算の上程説明が知事よりあり、その後、他の議案について付託されていた各常任委員会の委員長からそれぞれの委員会の審査報告が行われた後、採決の結果全ての議案が可決承認されました。

また、今議会ではいわゆる「種子条例」が自民・新政あいち・公明の3会派による議員提出議案として提案され、こちらも全会一致で可決成立しました。この「種子条例」制定の経緯を説明しますと・・・

昭和27年に制定された「種子法」は稲・麦・大豆の種子の確保に多大な貢献をして来ましたが、平成30年4月1日に廃止されてしまいした。そのため愛知県においては「愛知県主要農産物種子対策実施要綱」を策定して、これまでと同様に本県に適した優良な種子が安定的に確保できる体制を維持して来たのですが、要綱は行政の判断だけで改廃される可能性があるため、財政措置と併せて制度的に担保していく必要があり条例を制定することになったものです。

刈谷に帰ってからは夕方、刈谷駅周辺で行われた[花と蝶のパトロール]に参加しました。刈谷駅周辺のごみ拾いと、健全なまちとして発展していくことを目的にパトロールを毎月1回行っています。参加者は、地元の自治会の皆さんのほか、刈谷警察・刈谷市役所そして風俗店や飲食店といった地元商店街の方も参加しています。

飲食店の中には「売り上げが昨年の7割減だ」と仰る店主もおられました。自ら商売が厳しい時にでもこうして地域の美化・防犯活動にはきちんと参加される姿勢に心から敬意を表します。感染症を克服して「明日はきっと良くなる」そんな思いで頑張りましょう!

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