愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年3月18日(水)
「こんな時だから 地元のお店で食事や買い物をしませんか」

愛知県議会の先輩である小山祐議員がフェイスブックで次のように発信しておられます。全く同感で「よくぞ勇気を出して言って下さった」との思いです。小山議員の了解を得てこのHPにも掲載させて頂きます。

コロナウイルスの感染拡大防止はもちろん大切なことです。一方で、地域の経営者、団体の方から伺う話や愛知県、愛知県商工会連合会などが行っている調査から見えてくるのは、幅広い業種にわたる地域経済への深刻な影響が日増しに拡大しているという現実です。飲食業に関しては売り上げが5割ほど減少したというお話しや3月分の団体予約が全てキャンセルになったというお話しも伺っています。

私は「地元の商店や事業所は物を売ったり、サービスを提供する以上に地域に果たす役割がある」と考えています。そして「地域事業者の衰退は地域力の低下に直結する」とも考えています。

確かに国を挙げての感染防止は誰しも理解するところだと思います。しかしその反面、ここまでの「自粛」が必要なのかという違和感を感覚的に感じている方も多いのではないかと思います。ただ、そんなことを言えば「国を挙げて感染防止をしている時に何を言っているんだ」、「そんな無責任なことを言って責任とれるのか」といった批判や余計なことを言って何かあった時に「ほら見たことか」と言われることを考えると、どうしても躊躇してしまうのだと思いますし、そうした「社会の空気」を感じ取ることが「自粛」の根底にあるのだと思います。

しかし、社会への影響は日に日に大きくなっています

繰り返しになりますが、社会資源として地元事業所が地域に果たす人とのつながり、防犯・防災や文化の継承、地域活性化などがなければ、魅力と安心を併せ持つ街の将来はありません。無理のない範囲で食事に行ったり、物を買ったり、仕事をお願いしたり。
いま私たちが少しずつでも地元企業を支えることが、私たちが誇りと愛着を持てる街をつくることにつながると私は確信しています。

改めて皆さんにお願いです。
「こんな時だから 地元のお店で食事や買い物をしませんか」

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