愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年6月13日(土)
今朝の中日新聞一面を目にして驚きました。名古屋市の貯金とも言うべき財政調整基金が、年度当初100億円あったものがコロナ支援の影響で3億円にまで減ってしまったという内容です。

「100億→3億円」よりも「そもそも100億円しかなかった」ことに驚いたのです。刈谷市も4月時点ではほぼ100億円でしたから、刈谷市と名古屋市の貯金が同じであったことに驚いたのです。

コロナが終息した後は、コロナで傷んだ経済、とりわけ中小零細企業や小規模事業者を元気にする施策が必要なのですがなかなか厳しそうです。一方で刈谷市、今回のコロナ対策をした後でも60億円ほどの財調を残しているはずです。

緊急事態宣言が解除された後も、刈谷駅周辺の飲食店にはなかなかお客様が戻っていません。ガラガラです。この60億円を使って今こそ地元経済を元に戻すための積極的な施策を打たないと、手遅れになると思います。

プレミアム商品券6億円・・プレミアム部分の1億円が刈谷市からの給付にあたる意味合いを持つと思うのですが、国民のくらしを助ける資金として刈谷市全体で150億円給付された定額給付金に比べて、経済再生の呼び水としての1億円では発行額もプレミアム率も余りにも少なすぎます。

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