愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年11月17日(火)
刈谷市都心交流エリア活性化協議会ワークショップに出席しました。情報交流の中で[デリバリーサービス 刈谷めしクルー]の紹介がありました。刈谷駅前にある2つの商店街振興組合が主催し、アイシン精機が協力して行うこの事業が、国のGoTo商店街事業の採択を受けて行われることになったのです。

本来このサービスでは1回400円の配達料(複数の店舗から頼んでも1回のカウント)を利用者は払わなければいけないのですが、今回は配達無料の期間もあるとのことです。

コロナの影響で飲食店を取り巻く環境は益々厳しくなる中、私は先の一般質問において次のような発言をしました。

『飲食店としてやって行くのであれば、来店のみに頼るビジネスモデルを環境変化に適用出来る形式にしないとダメなのではないかと思います。つまり、商品やサービスの「届け方を変える知恵」を持てないと、本質的な問題解決にはなりません。(中略)行政が今なすべきことは、ビジネスモデルや業種そのものを転換するための後押しとなるような支援策を打つことです』

国の委託制度を上手に利用して、「届け方を変える」チャレンジを商店街振興組合が取り組んでいることは画期的なことだと思います。委託事業としての期間が終わった後も、たとえば配達料の400円は刈谷市が負担するなどして、刈谷市も関わった上でこのビジネスモデルが定着すれば素晴らしいことだと思います。

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