愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2021年8月10日(火)

愛知県議会の臨時議会が開催され、総額約689億円の補正予算が承認されました。その議案質疑の中で「『あいスタ』を取得した店舗には何か優遇措置をしてはどうか?」と言った主旨の質問がありました。

私も先の特別委員会において「県は10月頃を目途に協力金の条件を従来の『安全・安心宣言施設』から『あいスタ』に変更しようとしていますが、それでは協力金が貰える条件が厳しくなるだけで店舗に負担を強いるだけです。『あいスタ』を取得した店舗には何かインセンティブを与えるべきではないか」と発言していましたので、その回答が非常に気になるところです。

この質問に対しては担当の局長ではなく大村知事自らが次のような主旨で答弁されました。

「『あいスタ』の優遇措置として営業時間短縮を緩和することについては、一つの考え方ではあるとは思う。しかし現時点では、感染状況が未だ拡大傾向にあること、まん延防止等重点措置が始まったばかりであること、オリンピック後の感染状況の推移、これからのお盆休みでの人流の推移を注視していかなければならないことなどを総合的に勘案すれば、今すぐ実施ということには慎重な対応が必要と考えられる。

今後、感染状況が落ち着き、県独自の対策を講ずることが可能となった場合には、その段階では柔軟な対応が可能かどうか、全体状況を総合的に勘案して十分に検討を進めて行く。」

そのような優遇措置を講ずることについて、今直ぐには難しいが今後については可能性があるといった前向きな答弁であったように私は受け止めました。

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