愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2021年8月11日(水)
農林水産委員会の県内調査で、午前中は[あおぞら学童クラブ]を午後からは[農業総合試験場]を訪問しました。

◎あおぞら学童クラブ

名古屋市緑区徳重にある[あおぞら学童クラブ]はそれまでのプレハブ施設であったものを昨年7月に愛知県の「木の香る都市づくり事業補助金」を活用して木造2階に立て替えました。愛知県産木材が95%使用されています。理事で事務局長の村瀬氏によると「猛暑や湿度が改善された。また、以前は残響が酷く、子ども達がイライラして大声になっていたが、今はそれもなく笑顔が増えた」とのことでした。木に囲まれ、ぬくもりのある、子育てに相応しい環境になりました。

◎農業総合試験場

長久手市にある[農業総合試験場]では、多年にわたる交雑により水稲・小麦・野菜・果樹・花きなどの新品種を開発しています。そうした従来の手法に加えて、新たに「ゲノム編集」による新品種開発に取り組んでいました。よく聞く言葉に「遺伝子組み換え」があります。どちらも遺伝子に何らかの操作をして新たな品種を作り出す技術なのですが、「遺伝子組み換え」は別の遺伝子を組み込む技術であるのに対して、「ゲノム編集」は自然界で起こる異変や従来の突然変異と同じことを人工的に起こさせる技術であるとの説明でした。

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