愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2024年7月22日(月)

今日は私が所属します建設委員会の県内調査です。

午前中は安城市環境クリーンセンターで説明を受けた後、油ヶ淵水辺公園で公園整備の現地調査を行いました。


「油ヶ淵水辺公園」は、愛知県内に11か所ある県営都市公園のうち、西三河地域で初めての県営都市公園として、県下唯一の天然湖沼である「油ヶ淵」の貴重な水辺の環境資源を生かして、自然とふれあえる憩いの場及び県民の協働の場となるよう、事業が進められています。 2006年に事業認可がされた第1期エリア35.7haのうち現在12.6ha、割合にして約35%が供用開始されており、昨年度の利用者は30万6千人でした。事業認可から18年が経過しても僅か35%の供用開始ですから整備の速度は決して早いとは言えません、地元県議からは更なる整備推進に要望がありました。

また、この公園の魅力の一つとして「インクルーシブ遊具」が整備されていることが挙げられます。誰にでも愛される公園として、更に整備が推進されることを願っています。

午後からは豊橋市にあります東三河建設事務所に伺い、柳生川地下河川整備事業の概要について説明を受けた後、こちらも現地調査を行いました。

市街地を流れる柳生川の約500m区間は狭さく区間となっていますが、河川周辺は駅を始め住宅が密集しており、この区間には鉄道3橋と道路橋4橋が架かり、川幅を広げることが困難な状態です。

そこで、地下河川を整備して、洪水時に水位が上がると地下河川に流入するように対策をしました。つまり、川の地下にもう一本、川を作るようなイメージです。

事業期間は令和元年度から令和7年度までで、事業費は約130億円です。通常、橋の架替えだけでも100億円を超える場合がありますから、コスト面を考えても非常に良い手法だと思います。

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