愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年3月10日(火)
議案質疑が昨日で終了したため愛知県議会は今日は休会となりました。雨も降っているため事務所に籠って、[県政報告Vol.5]の作成をしています。

昨日の質疑でのやり取りもVol.5に載せたいのですが、紙面の関係で全部は難しそうです。そこでこのHPにスタートアップ関係の質疑だけ載せておきます。

①県内サテライト支援拠点とのネットワーク形成について

「サテライト支援拠点の募集の締め切りや設置の時期、想定される形態、テーマや分野、ステーションAiとの役割分担は?」

答弁「拠点設置に締め切りは設けず、常時、この地域の取組を促していきたいと考えております。現在、想定される拠点の形態は、施設を新たに整備するケース、既存施設を強化し活用するケース、ステーションAiとのネットワーク等によるソフト支援策の充実が主となるケースがあり、事業の具体化に向けた調整を進めているところです。また、テーマ・分野は、医療、高度モノづくり、MaaS、デジタルコンテンツ、食品・農業などを想定し、役割分担は、ステーションAiが、スタートアップ支援に必要な全ての施設機能を保有する一方で、サテライト支援拠点は、各地域の特性を活かしたテーマや分野を設定した上で、地域に求められる機能の強化等を図っていくことを考えております。ステーションAiとサテライト支援拠点が相互に関連し合い、相乗効果を発揮する形で、愛知に新しいエコシステムの形成を目指します。」

②海外のスタートアップ支援機関や大学との連携について

「来年度、海外のスタートアップ支援機関や大学と、具体的にどのような連携を行っていくのか?」

答弁「アメリカ・テキサス大学オースティン校のスタートアップ育成プログラムでは、最先端技術の見本市[サウスバイサウスウエスト]への出展等を加えるなど、事業内容を充実してまいります。さらにフランスのパリ市経済開発公社Paris&Coと連携したエコシステム形成ノウハウの共有プログラムの実施、ビジネススクールINSEADと連携した起業家教育講座の開催、グランゼコールIMTアトランティックとの支援機関向けセミナー等を行います。また、シンガポール国立大学と地域課題解決型のスタートアップ養成プログラム等を実施し、中国・清華大学と連携した本県スタートアップのビジネス進出や中国スタートアップと県内企業とのマッチングなども行ってまいります。これらの海外の先進的なスタートアップ支援機関・大学のノウハウを学び、連携を図ることで、世界最高品質のスタートアップ支援プログラムをここ愛知で展開してまいります。 」

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