愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年4月8日(水)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、安倍総理大臣が東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県を対象に「緊急事態宣言」を行いました。

私は数週間前まで、今回の新型コロナウイルスに対する報道や政府の対応に「過剰に反応し過ぎ。自粛が過ぎると経済の落ち込みにより違ったかたちでの犠牲者が出てしまうぞ」「通常のインフルエンザや交通事故死者数、自殺者数など他の社会的なリスクと比較しても新型コロナウイルスでの死亡者数は多くない」という意見でした。



しかし、ニューヨークの状況を見て今は考えを変えました。「日本の今はニューヨークの3週間前だ」という言い方をしますが、とにかく感染が広がると急速に患者数が増え、医療が崩壊してしまう。トランプ大統領は「対策をしっかり行っても10万人~24万人の死者が出る。何もしないと150万人~220万人の死者が出る。」と言われましたが、それほど恐ろしいウイルスだということです。

つまり、他のリスクと比較して恐ろしさを論じるのではなく、対策を打たねばあっという間にニューヨークのように感染が広がってしまうという前提でこのウイルスの恐ろしさを自覚すべきだと・・・今は思っています。

今回愛知県は「緊急事態宣言」の対象区域に入りませでしたが、県民の皆様には、不要不急の外出を控えるとともに、「緊急事態宣言」対象区域等への移動の自粛をお願い致します。そして私自身もその徹底に努める所存です。

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