昨日と今日の2日間、東京ビックサイトで開催されている『第29回 アグロ・イノベーションみどりの食料システム2025』に行ってきました。
農林水産省大臣官房による「みどりの食料システム戦略の実現に向けた施策」の出展ブースほか、畑作でのレザーを使った除草ロボットを開発した企業のブース、愛知県の水産試験場で開発した、イソフラボンを餌に与えて雌化し、とても柔らかく脂があり、大きく育つ鰻を「艶鰻」としてブランド化した企業のブースなど、とにかく数え切れないほど多くの企業が出展していますし、来場者の数の多さにも驚きました。
2日目の今日は3つのセミナーを受講しました。
東京大学の深尾隆則教授による「農作業の自動化・ロボット化により何を目指すのか」 教授と一緒に取り組んでいる企業として、(株)豊田自動織機、(株)デンソーさんの名前が何度も出て来ました。
2講座目は(株)TOWING代表取締役の西田宏平氏による「脱炭素・減化学肥料を両立し農業生産性を向上する高機能バイオ炭の普及」そして出展者による合同セミナー「みどりの食料システム法の良いとこ教えて」の3つです。
特に(株)TOWINGさんは良質な土壌を創る世界初のバイオ技術を応用して持続可能な農業の実現を目指して2020年2月に設立された名古屋大学発学生ベンチャー企業で、2022年には農水省の「みどりの食料システム法基盤確立事業」にも認定されており、チャレンジスピリット豊富な今後が楽しみな企業なのです。
刈谷市の東境町に実験・研究用のビニールハウスがあり、身近に感じているため特に関心があります。
この2日間で学んだことを、しっかり議会活動に生かして参ります。