
本日午後3時、「国道23号名豊道路」の唯一の未開通区間だった豊川為当IC~蒲郡IC間(延長9.1Km)が開通し、これで名古屋と豊橋を結ぶ8市1町を通過する延長約72.7Kmが全線開通しました。
1972年の着工から半世紀のときを経て全線開通したこの道路は、東名・新東名高速道路、国道1号と並ぶ東西軸として、名古屋市から豊橋市までをつなぐとともに、名古屋港や三河港へのアクセス性を飛躍的に高めるなど、人の流れの活性化させ、物流の効率化が図れるなど暮らしや産業の活性化に大きな役割を発揮する道路です。
本日の未開通区間の開通により、約20分の時間短縮が図られます。そして名古屋から豊橋までの全線開通により、国道1号を利用すると約1時間50分かかるところ、名豊道路を利用すると約1時間で到着、約50分短縮出来るとされています。また、民間シンクタンクの試算によると、 名豊道路の整備により、沿線地域の平均地価向上・製造業の発展・雇用の創出など、約50年間で8兆円以上の経済効果があると言われています。
一方、まだ暫定2車線の区間もあり、「今回の全線開通により益々通行量が増え、渋滞がこれまで以上に激しくなるのではないか」といった心配の声もあります。今後は早期に4車線化を進めていく必要があるのではないかと思います。
いずれにしても、市民の皆さまの生活や暮らしの向上と地域や産業の発展に大きく寄与する道路です。これまでに関わってきた全ての人に感謝を申し上げ、この歴史的な開通を祝いたいと思います。
その23号線を使って帰り、そのまま知立市のパティオ池鯉鮒で開催されている3つの展示会に伺いました。水彩画・油彩画・色鉛筆画・デジタルイラストレーションが展示されている『四人会展』、『加藤孝水彩画教室作品展』『第6回寺子屋知立教室 写真展』です。
いずれの作品も力作揃いで、とてもアマチュアとは思えない素晴らしい作品ばかりです。