愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2025年10月15日(水)

9月定例愛知県議会の最終日です。上程された議案は、一部に反対意見もありましたが、議員提出議案も含め全て可決しました。

国に対する意見書4件も採択されました。

①ガソリンの暫定税率の廃止を補う恒久的な地方財源の確保について
暫定税率が廃止された場合、愛知県では300億円を上回る税収の減少が見込まれています。そこで、廃止を補う恒久的な地方財源の確保を図るように要望するものです。

②ゲノム編集技術応用食品の表示に係る更なる検討について
ゲノム編集技術応用食品については、食品表示基準に基づく表示の対象外とされているため、国に対して十分な情報発信に務めると共に、表示に係る更なる検討を行うように要望するものです。

③地方財政の充実・強化について
物価高から生じた減税を求める動きや、年収の壁の見直し、高等教育や給食費の無償化など新たな地方負担を伴う可能性のある政策議論が進んでいるため、地方に十分配慮した対寧な議論を行うと共に、地方財源に影響が生じないように恒久的な財源確保を求めるものです。

④ウナギのワシントン条約附属書への掲載提案に対する適切な対応について
現在、EU等において本年11月に開催されるワシントン条約第20回締約国会議に向けて、二ホンウナギを含むウナギ属全種を野生動植物の国際取引を規制する附属書Ⅱの対象に加える旨の提案が行われています。そうした動きに対して、わが国の資源管理の取組を説明し、過度な規制を避けるために最大限の外交努力を尽くすように求めるものです。

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