6月定例愛知県議会。本日も一般質問に自民党5名、あいち民主2名の計7名の議員が登壇しました。
その中で『子どもが輝く未来基金を活用した子ども食堂への支援について』の質問がありましたので、局長や知事の答弁の中から要点を紹介します・・・
■子どもが輝く未来基金を2019年3月に創設し、これまで多くの県民や企業の皆様から1億6,000万円を超えるご寄附をいただいています。
■この基金を、児童養護施設に入所している児童が大学に進学する際の入学金などへの支援や、子ども食堂の開設への支援などに活用させていただいています。
■この基金を使って子ども食堂の新規開設費用の助成を2019年度から開始し、子ども食堂の開設を積極的に支援してきました。
■その結果、本県の子ども食堂は、支援を開始する前の2018年度94箇所から2025年度には629箇所となり、特にここ3年間は毎年100箇所以上の大幅な増加となっています。
■本年3月に策定した「愛知県こども計画はぐみんプラン2029」では、子どもたちが身近な子ども食堂に気軽に通うことができるよう、設置数の目標を、県内の小学校区数に相当する950箇所とするとともに、体験活動への支援も新たに行うことにしています。
■具体的には、これまでの新規開設費用の助成に加え、5年以上活動を継続する子ども食堂を対象に、物品等の更新費に対する助成制度を今年度、新たに創設しました。
■また、これまでは子ども食堂での学習支援に必要な参考書等の購入費を助成していましたが、今年度からは新たにスポーツや文化・季節行事などの体験活動の実施に必要な経費についても助成を行うことにしました。
こうした新たな助成は、この7月から申請受付を開始することになっています。今後とも、県民の皆様からの思いがつまった子どもが輝く未来基金を活用し、未来を担う子どもたちが、夢や希望を持って健やかに成長できるようにお祈りしています。