愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2025年10月1日(水)

一般質問3日目。今日は自民党3名、あいち民主2名、公明党1名、減税1名、無所属1名の計8名が登壇しました。質問の中で愛知県では初めて施行するパーキング・パーミット制度に関する議論がありましたので制度の概要を説明します・・・

パーキング・パーミット制度とは、「障害者等用駐車区画の利用対象者を限定し、対象者に利用証を交付することにより、対象者の明確化を図ると共に、不適切な駐車を抑制して適正利用を図ることを目的とする」制度です。 地方自治体ごとに導入されていて、パーキング・パーミット制度の他に、「思いやり駐車場制度」「ゆずりあい駐車場制度」など、自治体によって名称が異なります。既にほとんどの府県で実施されており、未実施は愛知県のほかに北海道と東京都だけとのことです。

対象者は障害者・要介護者・難病患者・妊産婦・けが人等の歩行が困難と認められる者。今年度中に、制度の内容を分かりやすく記載したリーフレットやポスターを作成し、障害者団体や市町村等に配布するとともに、県のウェブサイトにも掲載するなど、県民の方々への周知を図っていく。

利用証の交付については、本県の自動車の登録台数が全国一多いことを考えると、既に実施している他の自治体よりも多くの利用申請が想定され、制度を開始する2026年度には、約5万人の申請を見込んでいる。

来年6月から円滑に制度が開始できるように、3月から広く県民の方々への制度の内容や申請方法の周知を行う事務局を設置して、4月から申請の受付を開始し、5月末には利用証を発送できるよう取り組んでいく。

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