愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年12月2日(水)

11月定例愛知県議会は今日から一般質問です。今日は7名の議員が登壇しました。

新政あいちの日比たけまさ議員の質問の中で気になる数字がありました。1つは緊急小口資金と総合支援資金の申請件数です。これらの資金については、特例措置により新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が減少した世帯も借りられるようになっており、本年3月25日より申請の受付をしています。

緊急的に最大20万円までを借りることが出来る緊急小口資金は10月までの累計は53866件、生活再建に向けて1か月最大20万円を3か月間借りることの出来る総合支援資金は10月までの累計で11815件でした。

昨年度は特例措置がありませんので申請件数は106件でしたから、今回の特例措置による貸付の10月までの申請件数合計65681件は、実に昨年の約620倍になっているのです。

もう1つの数字は、現在の自殺者数の状況です。愛知県の今年の自殺者数は7月までは昨年を下回る傾向にありましたが、8月に急増して以降、昨年に比べて大幅に増加しています。とりわけ女性の自殺者は8月から10月の3か月間で131人、前年比約1.9倍と非常に深刻な状況です。

これらの数字からも判るように、コロナは健康だけでなく、経済や家族、対人関係、そして人生そのものを無茶苦茶にしました。とにかく1日も早い収束を願っています!

また、日比議員の質問の中には特定外来生物であるオオキンケイギクの駆除についての質問もありました(写真)。私も駆除のお手伝いをしたことのある植物ですから答弁内容が気になるところです。こちらの答弁については後日UPします。

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