[あいちトリエンナーレ]が名称と体制を変え、次回2022年に開催される国際芸術祭[あいち2022]のテーマは「STILL ALIVE」に決定し、そのコンセプトも発表されました。
この「STILL ALIVE」は刈谷市生まれで刈谷高校出身のアーティスト河原温氏が、1970年代以降電報で自身の存在を発信し続けた作品「I AM STILL ALIVE」からヒントを得ています。
[あいち2022]では、この「STILL ALIVE」を多角的に解釈し、過去、現在、未来という時間軸を往来しながら現代美術の源流を再訪するとともに、類型化された領域の狭間にも注目。そこから、理想的で持続可能な未来を、いかにつくりあげるかを考える場の創出を目指すとのことです。
そして今回のテーマである「STILL ALIVE」のために、片岡氏は次の3つのビジョンを掲げられました。
『過去から未来への時間軸を往来しながら「STILL ALIVE」を考える』
『現代美術の源流を再訪しつつ、類型化されてきた芸術分野の狭間に光を当てる』
『生きることは学び続けること。未知の世界、多様な価値観、圧倒的な美しさと出会う』
こうして文字にするととても難しく思えるのですが、片岡氏の話を聞いているととても判り易く、ワクワクしながら聞いていました。
刈谷市生まれで刈谷高校出身のアーティスト河原温氏からヒントを得たテーマ、そして片岡氏も愛知教育大学卒業と刈谷に縁の深い方です。その点からも[あいち2022]が楽しみです!